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NEUTRALでは2月10日から3月10日まで展覧会「おまえのための///」を開催します。
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「おまえのための///」は小笠原周、岡はるか、熊谷卓哉、花岡伸宏、米村優人による展覧会である。
本展の参加作家である小笠原周、熊谷卓哉、米村優人の3名は、「彫刻」について各々の観点から考察してきた。これまで2度の展覧会を実施し、今後は様々な作家を加え、展覧会やプロジェクトを行っていく。 以上の3名に加えて本展では同じく京都を拠点に活動する彫刻家の花岡伸宏、写真家である岡はるかを迎えた。また、本展は展示作家である米村優人が企画、空間構成を担当しており、ギャラリーであるNEUTRALのほか、大垣書店と併設されるカフェSLow Pageを含めた堀川新文化ビルヂング全体に展開される。
本展に参加する岡を除いた4名は、彫刻作品の制作を中心に活動しており、モチーフは様々であるが具象彫刻をベースとし、制作のプロセスを可視化した作品や、内省的な自身の物語が付随する作品を制作している。しかし、そこで使用される素材や技法は、石や木、発泡スチロール、3Dプリントなど、それぞれによって異なるため、制作する際に費やされる時間にも差が生まれる。本展を構成するにあたって、このような差異として浮かび上がった作家たちのなかにある「尺度」に注目した。素材や技法、展示形式の違いは、それぞれの作家が思いを馳せる存在、その「誰か」に向けられる尺度の違いを表しているのではないだろうか。この尺度の違いに対する関心をもとに本展では、作品と共に写真家の岡はるかが撮影した作家のポートレイトを設置する。このような方法によって作家自身の姿を示すのは、鑑賞者が作品に向ける眼差しの先にある、鑑賞者自身の尺度を立ち上げるための試みである。他人の恋愛の話とかって興味なくて。相談とかされてもやっぱりどこかで「他人事だしなぁ」って思っちゃう。けど自分のことになるとなにも手につかない。だから"その人が見てる誰か"っていうのは"その人が見てる誰か"でしかない。 そう。誰でもないおまえのために、私が見ているのは、誰でもないおまえだから。
米村優人(本展オーガナイザー、美術家)
[関連イベント]
●クロージングイベント 3/10 (日) 17 時-
●トークショー「あなたのための」詳細決定次第 公開予定[作家情報]五十音順
小笠原 周 《ピエタ》素材:石 2022年
岡はるか《記憶のあと、眼差しのさき》2020年
熊谷 卓哉「Slow Culture #kogei の展示空間設計」2023年
花岡 伸宏 《二つの像》木・畳・衣服・シュロ縄 キャンバス・アクリル絵具・鉛筆 2020年
米村 優人「BAROROM SQUAD」2022年開催概要
- 会期: 2024.2.10 sat. ─ 3.10 sun.
最終日17:00まで
- 会場: NEUTRAL 堀川新文化ビルヂング 館内各所
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2024年2月1日[木]から2月25日まで、野田凉美による個展「供養」を開催いたします。
野田 凉美(のだ すずみ)は、1980年代より現在まで、デザインやアートの領域での制作・発表活動を続けるアーティストであり、2006年より川島テキスタイルスクールのディレクター(現在はアドバイザー)、2012年より京都造形芸術大学特任教授(17年まで)、2017年より京都市立芸術大学特任教授(~22年まで)を務めるなど、後進の指導においても大きな役割を担ってきました。
本展は「供養」をテーマに、現在まで国内外において精力的に活動を続ける野田凉美の新作・近作およそ20点あまりにより、現在の野田の仕事やその眼差しの先を窺い知る機会となるものです。なお、野田は同時期にギャラリー・パルクと同会場にあるNEUTRAL『Contemporary Textile Art MINIATURE WORKS -THE KYOTO- vol.3』(2月3日まで)や、京都国立近代美術館で開催されている『小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ』(3月10日まで)にも作品を出品しております。こちらもあわせてご覧いただければ幸いです。
【作家ステートメント】
供養
私は、消耗品、ラベル、不要品など身近で手に入れやすい素材を使う。
街に住み、現代を生きる私にとってそれは合理的で自然なことだ。日常のありふれたものから、人は何を失い、何を欲しているのか、大切なことは何かが見えてくる。かつて西陣織に欠かせなかった紋紙は、デジタルデータへと移行し、金銀平箔は、分業の職人技から無駄のない工程のプロダクト製品へと変わり、物質性の低い情報社会となりつつある。また、大量の薬のパッケージは脅迫的健康長寿社会を象徴しているかのようだ。
編み技法は、穴で構成されているので柔軟性に富み、解いて再使用できるので、モノを増やしたくない私にとって好都合の技法と言える。しかし、出来上がったモノはいずれゴミと化すなら恐ろしいディレンマを含んでいる。
つくることをやめられない私は、せめて先人を敬い供養する慎みを忘れずにいたい。
一本の糸から穴をつくり続けていく単調な行為は、私にとって現生の欲や呪縛から逃れ、自由に浮游するための時間だ。
どんな時にも穴をつくれば風通しが良くなり、柔らかで澄んだ思考と精神が得られる。また、穴をつくることは、付け入る隙を与えるということであり、それはちょっとした綻びのような魅力がある。【出展作家】
野田 凉美
Suzumi Noda
https://suzuminoda.com開催概要
- 会期: 2024年2月1日[木]─2月25日[日] 13:00─19:00 水・木休廊(2月1日は開廊)
- 会場: Gallery PARC
- 営業時間: 13:00〜19:00
- お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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【出展作家】
ナオミ・リンコン・ガヤルド
Naomi Rincón Gallardo
https://www.naomirincongallardo.net/【展覧会概要】
Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2024年1月13日から1月28日まで、ナオミ・リンコン・ガヤルドによる『ホルムアルデヒド・トリップ』を展示します。
本展は、京都精華大学の「マイノリティの権利、特にSOGIをはじめとした〈性の多様性〉に関する知識と、それらを踏まえた表現倫理のリテラシーを備えたアートマネジメント人材育成プログラム|あなたの隣を歩く人がいる」 の一環で、メキシコを拠点に活動するナオミ・リンコン・ガヤルドによる『ホルムアルデヒド・トリップ』を、Gallery PARCでの展覧会と京都芸術センターでの上映パフォーマンスの2つの形式で紹介するものです(日本初演/初展示)。
自らを「グローバル・サウス出身の有色のクィアで脱植民地のフェミニスト、ビジュアル・アーティストで、抜け目ない研究者」と語るガヤルドは、近年、人種・民族・ジェンダー・セクシュアリティ・階級といった様々な権力関係を交差的に分析し、リサーチにもとづき神話的な世界観を練り上げています。
2017年に発表された本作は、先住民の土地や女性の権利を守るために活動し、2010年に凶弾に倒れたベティ・カリーニョ(1973-2010)が冥界を旅する物語です。新大陸の探検家によってホルマリン液で保存されたアホロートル(メキシコサンショウウオ)がガイドとなり、過去と現代におけるネオコロニアルな環境をたゆたう亡霊や精霊たちと共に、視る者を黄泉の国の旅路へと案内します。作家情報や作品紹介についてはこちらよりご覧ください。
https://galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2024/2024_0113_naomi.html【関連イベント】
以下のプログラムの会場は京都芸術センターです。Gallery PARCではありませんので、ご注意ください。上映パフォーマンス「ホルムアルデヒド・トリップ」
■ 日 時:2024年1月14日(日)17:30開場/18:00開演 *上演は約1時間予定
■ 会 場:京都芸術センター フリースペース(南館1F)
■ 料 金:無料
■ 定 員:100名(要事前申込・2024年1月13日締切)
■ 出 演:ナオミ・リンコン・ガヤルド、サン・チャ、ダニシュタ・リベラ
■ 詳 細:https://tonari-aruku.kyoto-seika.ac.jp/event/413/ (公式サイト)アーティスト・トーク
■ 日 時:2024年1月13日(土)16:00-18:00
■ 会 場:京都芸術センター 大広間(西館2F)
■ 料 金:無料
■ 出 演:ナオミ・リンコン・ガヤルド
■ 聞き手:橋本梓(国立国際美術館主任研究員)
■ 通 訳:佐藤まな
■ 定 員:100名(要事前申込・2024年1月12日締切)
■ 詳 細:https://tonari-aruku.kyoto-seika.ac.jp/event/522/ (公式サイト)
両イベント共に、公式ウェブサイトからお申込みください(申込締切:各開催日の前日まで)——
マイノリティの権利、特にSOGIをはじめとした〈性の多様性〉に関する知識と、それらを踏まえた表現倫理のリテラシーを備えたアートマネジメント人材育成プログラム「あなたの隣を歩く人がいる」
|主催|京都精華大学
|共催|京都市、公益財団法人世界人権問題研究センター、一般社団法人HAPS
|協賛|株式会社グランマーブル
|プロジェクト監修|山田創平(京都精華大学国際文化学部長・教授)
|プロジェクトコーディネーター|内山幸子
|企画協力|吉田守伸
|展示・パフォーマンスコーディネーター|勝冶真美、正木裕介 [Gallery PARC]
令和5年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業【お問い合わせ】
京都精華大学 学長室グループ
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
TEL : 075-702-5263(平日のみ)
Eメール : lgbtqseminar@kyoto-seika.ac.jp
※プログラム当日のお問い合わせはメールでお願いします開催概要
- 会期: 2024年1月13日[土] ー 1月28日[日]
水・木休廊13:00〜19:00
- 会場: Gallery PARC
- 営業時間: 13:00〜19:00
- お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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2024年の幕開け第一弾!
おもしろ印刷 修美社が、紙であそぶ、紙をめでる、紙であそぶお祭り『紙詣(かみもうで)』を堀川新文化ビルヂングで開催いたします!
アーティスト、デザイナー、写真家、絵描き、クラフト作家etcによる「紙と印刷のフリーマーケット・ワークショップ」をメインに、おいしいフードとお酒とコーヒーもご用意。
今回も3日間、お正月気分冷めやらぬ豪華なお店がてんこ盛りです。イベントテーマは『紙詣』。
めでたい響きですが、紙の神さまってそもそもどこにいるのでしょうか?
私たちのまわりに当たり前のようにある印刷物たち。そのひとつひとつに、実は物語があります。誰かが思い描いたイメージを、描き書き、手で作りあげる人。紙とインキで刷りあげる人。一つの印刷に関わるたくさんの人と思い。リレーしながら育てた思いを、紙で形にすること。これが私たちのできる表現だと信じています。
もし紙の神さまがいるのなら、そんな小さな印刷物のひとつひとつに、住んでいるのかもしれませんね。紙詣では、そんな紙さまに日頃の感謝をするとともにわっしょいわっしょい!一緒に楽しく遊びましょう。みなさん初詣のあとには是非、紙詣にお越しください。2024年のはじまりです。
主催:修美社
共催:大垣書店
協力:mondo<出店者情報> ※あいうえお順に掲載 ※随時更新していきます
・ANTENNA / PORTLA編集部(物販) 出店日:1/6(土)・7(日)・8(月・祝)
・KANMAKI(物販) 出店日:1/6(土)
・NEW STANDARD CHOCOLATE(飲食) 出店日:1/8(月・祝)
・RIVER RETTER(物販) 出店日:1/7(日)
・ryuboku.min(物販) 出店日:1/6(土)・7(日)
・Y U .(ショーウィンドウ・パフォーマンス) 出店日:1/6(土)・7(日)
・謹製咖喱酒舗 アムリタ(飲食) 出店日:1/8(月・祝)
・キリン(飲食)出店日:1/6(土)
・こどものためのでざいんぷろじぇくと ワワワ(ワークショップ) 出店日:1/7(日)・8日(月・祝)
・トナカイサインズ(パフォーマンス) 出店日:1/6(土)
・TSUGU(WS・物販) 出店日:1/6(土)
・大和印刷紙工(物販・ワークショップ) 出店日:1/6(土)・7(日)
・藤原食品(物販)出店日:1/7(日)
・有限会社サンクラール(物販)出店日:1/6(土)・7(日)
開催概要
- 会期: 2024年1月6日[土]─ 1月8日[月・祝]10:00-18:00
最終日は17時まで
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜18:00
- お問い合わせ:https://syubisya.co.jp/
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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NEUTRALでは1月13日から2月3日まで「Contemporary Textile Art MINIATURE WORKS 」を開催します。
日本在住で京都に関わりのある現代テキスタイル アート作家を中心にしたテキスタイル アートの20cm立方以内の小品による展示を行います。
(80名+物故作家3名)企画:川嶋啓子/Office G²[GALLERYGALLERY/KICTAC]
□関連イベント 期間中トークイベントとワークショップを開催いたします。 詳細はこちら
□出展作家
上野 真知子/ AGANO Machiko
安達 大悟/ADACHI Daigo
阿野 理香/ANO RIka
有田 やえ/ ARIYTA Yae
荒 姿寿/ARA Shizu
石井 香久子/ ISHII Kakuko
五十嵐 通代/MIGARASHI Michiyo
石崎 朝子/ISHIZAKI Asako
伊藤 藍/ITO Ai
いまふく ふみよ/IMAFUKU Fumiyo
弥永 保子/IYANAGA Yasuko
上田 恭子/UEDA Kyoko
梅田 香織/UMEDA Kaori
大住 由季/OSUMI Yuki
扇 千花/OHGE Chika
大高 亨/OHTAKA Tohru
大手 裕子/OHTE Hiroko
岡本 直枝/OKAMOTO Naoe
小野山 和代/ONOYAMA Kazuyo
貝塚 惇観/KAITSUKA Atsumi
加賀城 健/KAGAJO Ken
片岡 葉子/KATAOKA Yoko
川井 由夏/KAWAI Yuka
河原林 美知子/KAWARABAYASHI Michiko
岸田 めぐみ/KISHIDA Megumi
きたおか ともこ/KITAOKA Tomoko
熊井 恭子/KUMAI Kyoko
久保田 繁雄/KUBOTA Shigeo
草間 喆雄/KUSAMA Tetsuo
小林 わか菜/KOBAYASHI Wakana
指田 容史子/SASHIDA Yoshiko
酒井 沙織/SAKAI Saori
酒井 稚恵/SAKAI Chie
繁田 真樹子/SHIGETA Mackiko
島田 清徳/SHIMADA Kiyonori
新道 弘之/SHINDO Hiroyuki
須藤 玲子/SUDO Reiko
芹野 直子/SERINO Naoko
高木 光司/TAKAKI Koji
高橋 稔枝/TAKAHASHI Toshie
巽 美由紀/TATSUMI Miyuki
舘 正明/TATE Masaaki
田中 千世子/TANAKA Chiyoko
田中 孝明/TANAKA Takaaki
田辺 由子/TANABE Yoshiko
堤 加奈恵/TSUTSUMI Kanae
道正 千晶/DOSHO Chiaki
冨田 潤/TOMITA Jun
戸矢崎 満雄/TOYAZAKI Mitsuo
中平 美紗子/NAKAHIRA Misako
奈良平 宣子/NARAHIRA Noriko
新田 恭子/NITTA Kyoko
野田 凉美/NODA Suzumi
林 塔子/HAYASHI Toko
濱 久仁子/HAMA Kuniko
濱田 菜々/HAMADA Nana
ばんば まさえ/BAMBA Masae
久田 多恵/HISADA Tae
ひろい のぶこ/HIROI Nobuko
藤野 靖子/FUJIO Yasuko
福田 笑子/FUKUDA Shoko
福本 潮子/FUKUMOTO Shihoko
福本 繁樹/FUKUMOTO Shigeki
細田 あずみ/HOSODA Azumi
本間 晴子/HONMA Haruko
マツムラ アヤコ/MATSUMURA Ayako
三橋 遵/MITSUHASHI Jun
皆川 眞弓/MINAGAWA Mayumi
宮田 彩加/MIYATA Sayaka
むらた ちひろ/MURATA Chihiro
村山 幸子/MURAYAMA Sachiko
村山 順子/MURAYAMA Yoriko
室田 泉/MUROTA Izumi
八代 利江子/YASHIRO Rieko
山下 茜里/YAMSHITA Akari
山下 真美/YAMASHITA Mami
吉水 絹代/YOSHIMIZU Kinuyo
米山 より子/YONEYAMA Yoriko
渡邉 操/WATANABE Misao
渡邊 三奈子/WATANABE Minako
ジョリー ジョンソン/Jorie JOHNSON開催概要
- 会期: 2023年1月13日(土) -2月3日(土)
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00*最終日は17:00まで
- お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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- 館内各所
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[EXTRA-NEUTRAL]は、堀川新文化ビルヂング内の大垣書店やカフェ&バーSlow Page店内各所、ウィンドウディスプレイや階段踊り場にある大きな壁面などを展示スペースに、ビルまるごとでたくさんの作品を楽しめる展示企画。
本展では、写真イメージを出発点に、版画の技術・思考による、記憶・イメージ・物質の関係を考察するアーティスト・沈 宇昕(しん・うしん)による大型シルクスクリーン作品を中心に展開いたします。作家ステートメント
生まれたときから、いつも木に引き寄せられていた。
いつの間にか多くの山に登り、都会から森の世界に入り、紅葉を眺め、森の音に耳を傾け、
木の硬さに触れ、森の匂いを嗅いで、たくさんの木の写真を撮ってきた。山に触れるたびに木の醍醐味を感じた。
今、頭の中にはその時のイメージが渦巻いている。
そのイメージを、今ある木を通して投影してみる。二度と同じ画はできない。
投影された支持体は、イメージの中にある木に還る。沈 宇昕 シン ウシン
1997年 中国生まれ
2023年 京都芸術大学大学院 修士課程 映像メディア領域 卒業
主な展覧会:
2023年
第9回NBCメッシュテック シルクスクリーン国際版画(有楽町朝日ギャラリー/東京)
日本版画協会 第90回版画展(東京都美術館/東京)
写真は変成する3 INTERPLAY on POST/PHOTOGRAPHY(京都芸術大学Galerie Aube/京都)
30×30の窓展(ギャラリー恵風/京都)個展
2023年
野火と共に生きる(文顕堂ギャラリー/京都)
2022年
See,Touch!写真の森(京都芸術大学Galerie Aube/京都)開催概要
- 会期: 2023年12月29日(金) -2024年1月28日(日)
元日を除き会期中無休・観覧無料
- 会場: 堀川新文化ビルヂング 館内各所
- 営業時間: 鑑賞可能時間は各施設の営業時間に準じます
- お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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- Gallery PARC
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Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2023年12月2日から2024年1月8日まで、ベリー マキコによる個展「きのうのみちばた / Daily Life of Yesteryear」を開催いたします。
ベリー マキコ(Makiko Berry・1975年京都府生まれ)は、京都府亀岡市に生まれ、里山を謳歌する暮らしの中で自然への観察眼や好奇心を育んだと言います。1998年、成安造形大学日本画クラス研究生修了後に渡米し、メトロポリタン美術館東洋美術修復室に勤務。おもに絵画の修復を手がける傍、版画作品の制作・発表、絵本の出版などに取り組む。2008年の帰国後に本格的に作家活動を再開し、2012年には『第4回京都日本画新展』にて大賞を、2016年の『第2回藝文京展~現代の平面~』では優秀賞を受賞。現在でも幼児~高校生の感性を磨く「のびなびあーと」の開講や、こども放課後活用プロジェクト「なないろのアトリエ」絵画指導、京都市主催「ようこそアーティスト文化芸術とくべつ授業」など、作家活動だけでなくアートを通じた教育にも力を注いでいます。
ベリーは構想やモチーフを持たずに画面に向かい、「想う・思い出す・考える・感じる」ことによって自身の内から生じてくる何かを筆と絵具によって探すように絵を描きます。そうして瞬間的・身体的な感性による線や色による広がりと、作家の経験や記憶、人生といった時間の厚みをともなうイメージが重なることで、広がりと奥行きを併せ持つ独特の絵が現れるといえます。自分自身を出発点に絵を描き、そこに現れた絵に再び自分自身を発見するベリーの絵画制作は、いわば自分から自分への旅ともいえ、絵はその旅の途中で彼女の目に映り、心に留められた風景ともいえます。
またベリーの絵には多く「道」が描かれ、人が行き交い、家族が暮らし、生き物や植物が溢れ、自然がうつろう「みちばた」が現れますが、それはまた、何気ない日常風景・記憶を描くことが、「自分自身(日常)を眼差し、自分を探し・発見する旅」であるとするベリーの眼差しを物語っているといえるのではないでしょうか。
*本展は新年1月6日[土]・7日[日]・8日[月・祝]の3日間、会場でのワークショップ開催にあわせ、展示構成を一部変更いたします。
【出展作家】
ベリー マキコ
Berry Makiko
https://makikoberry.com/
【関連イベント】
石、砂、ねんど、小枝、葉っぱ、ドングリにマツボックリ。ベリー マキコとともに自然物のかたちや色に目と手で触れて楽しむ、さまざまな造形ワークショップを1月6日[土]・7日[日]・8日[月・祝]の3日間開催します。子供から大人まで参加可能です(未就学児は保護者同伴)。
「ゴリゴリえのぐ」
お気に入りの石や砂をひと握り選んでゴリゴリとすりつぶします。 それを膠(にかわ)と混ぜて自分だけのえのぐをつくり、絵を描きましょう。
■ 日 時:2024年1月6日[土]14時~17時(随時受付・予約優先制)
■ 参加費:700円
「ねんどコネコネ」
粘土をコネコネしたり着色したり、小石や小枝、ドングリやマツボックリを使って思い思いの「なにか」をつくります。さて、何ができるでしょう。
■ 日 時:2024年1月7日[日]14時~17時(随時受付・予約優先制)
■ 参加費:700円
「はっぱコンコン」
トートバッグにいろんな葉っぱを並べ、上からコンコン叩いて、美しい自然の色や形をうつしとろう。おでかけ用のバックになるかも。
■ 日 時:2024年1月8日[月・祝]14時~17時(随時受付・予約優先制)
■ 参加費:1000円▼事前のご予約は、メール/電話/フォームにて
お名前・参加希望日・人数・年齢(参加される方が小学生以下の場合)・当日連絡のつくご連絡先をご記入ください。メール:info@galleryparc.com
電話:075-334-5085(水・木および年末年始[12/27~1/4]休廊)
予約フォーム:
https://forms.gle/3dPpyAGed991Q1Tv9開催概要
- 会期: 2023年12月2日[土]─ 2024年1月8日[月]13:00~19:00 水・木休
年末年始(12月27日[水]~1月5日[金])は休廊
- 会場: Gallery PARC
- 営業時間: 13:00〜19:00
- お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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詩はむずかしい! 詩はわからない?
いいえ、詩の種は、子どももおとなも、みんなもっているもの。
みつけて、育ててみませんか?
金子みすゞの詩をとおして、詩についてちょっと知ることのできる学校が NEUTRALに開校します。
どうぞ、どなたでもお入りください。 この冬、詩と仲よくなれますように…〈展示構成〉
・詩ってなんだろう?
→知っているようで、でもうまく説明できない「詩ってなんだろう?」「金子みすゞってどんな人?」をパネルで解説します。・みんなで育てる「みすゞの木」
→詩に出てくるフレーズが、大きな木を形成しています。心に響くもの、思わず口ずさみたくなるもの、よくわからないけど好きなもの――たくさんのフレーズに出会い、感じた思いを葉っぱのカードに託して木にかざりつけていきましょう。・みすゞの詩のふるさと
→みすゞは山口県下関で詩を書いていましたが、詩の舞台となったのは生まれ育った仙崎という漁師町です。この町にはみすゞが過ごした時代から変わらない風景が今もたくさん残っています。映像と地図で、みすゞのふるさとをのぞいてみましょう。主催・共催・協力
主催◆大垣書店/フレーベル館/JULA出版局 協力◆金子みすゞ著作保存会
JULA出版局ホームページ
https://www.jula.co.jp会期中イベント
◇「みすゞさんの詩の授業~自分のことばで詩を書いてみよう~」講師:矢崎節夫(童謡詩人・金子みすゞ記念館館長) 12月3日[日]14:00~15:30
参加費:1500円(小学生以上/要申込)
詳細・お申込みはこちらから◇ギャラリートーク(JULA出版局担当者による展示解説。所要時間30分)
12月2日[土]①11:30 ②14:00
*申し込み不要。開催時刻にお越しください。◇ワークショップ「金子みすゞカレンダー2024」をつくろう!
参加費:1000円 *随時開催。
会場にて直接お申し込みください。
開催概要
- 会期: 2023.12.2(土)-12.26(火)
※店舗営業時間に準ずる
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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この度[EXTRA-NEUTRAL]では、ギャラリー・パルク企画・展示協力による「Tomide:progression Ⅱ」をおこないます。「堀川新文化ビルヂング」の館内各所(1階 大垣書店やカフェ&バー Slow Page店内、ウィンドウディスプレイ)にて作家・Tomideによる作品をご鑑賞いただけます。
【作家ステートメント】
「立体のものが面でみえる」ということ
どうしてか立体の物が面で見えてくる
面のふちを線で描くことはもうずっと前からやっていて 出来上がった作品の線はなんとなくゆれたような
どこかくすぐったいようなそんなものになる
見た物全てを切り取り 線で描かれた世界に引き込まれる 風を感じにおいを感じ かわりゆく景色の中に
ポツンと見つけた小さな幸せに心踊らされるトキメキ
こころの中心で暖かく まっすぐに脳まで突き抜ける
それは涙となって出てしまうかもしれないし 描く力となるかもしれない
ただ 心動かされる何かに出会い続けたいと思う作家情報について詳細はこちらよりご覧ください。 Artist info
主催:NEUTRAL / 企画・展示協力:Gallery PARC
開催概要
- 会期: 2023年11月4日(土) -11月26日(日)
- 会場: 堀川新文化ビルヂング 館内各所
- 営業時間: 施設の営業時間に準じます。[カフェ 8:30〜23:00 書 店 10:00〜22:00 ギャラリー(2階) 10:00〜19:00]
- お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2023年11月4日から25日まで、木版画家・ふるさかはるかの個展「ことづての声 / ソマの舟」を開催いたします。
ふるさかは1999年武蔵野美術大学油絵学科卒業後、2002年よりフィンランド、ノルウェーなどでのレジデンス・発表をはじめ、様々な土地を訪れるなかでその地の暮らしや風土を知り、そこを端緒に木版画を制作しています。木や土など、その土地の自然素材を得て制作するふるさかの木版画は、そのプロセスにおいて素材から自然や暮らしを「汲み取る」行為であるといえ、「自然と共に生きる人びとのことばや手仕事」を眼差し、自身の手仕事(版画制作)や他者の手仕事を通じて「人が自然から何を読み取り、協調しているのか」について知り・確かめる行為として、取材から木版画制作の一連に取り組んでいます。
2017年よりふるさかは、津軽・南部地方で山の人びととその手仕事を取材し、何気ないことばを聞き取りながら、彼らの「山の命との向き合い方」に眼差しを向けてきました。ふるさかは彼らが自然とどのように向き合い、そこから何を読み取り、それが手仕事にどのように表れ、人と自然の関係性への洞察がことばにどのように表れているのかについて、彼らのことばと手仕事を自らの手で理解しようと、土を拾い藍を育てて絵具を作り、木片の形に導かれながら自然の色・形・摂理と呼応するように版木を彫り、作品をつくってきました。
その成果の一部は2022年に開催したギャラリー・パルクでの個展「積層の器 ことづての声」において発表されましたが、そこからさらなる取材や制作を経て、2023年11月に作品集『ことづての声 / ソマの舟』として出版されることとなり、本展はこの出版に合わせて、作品集に所収された木版画やドローイングの原画作品をはじめ、取材先で撮影したピンホールカメラによる写真作品や資料などを展示するとともに、完成した書籍をご覧いただけます。
本展「ことづての声 / ソマの舟」は、「自然と人間との関わり」を考える上で、そこに暮らす人々の「ことば・手仕事」をその接点として眼差したふるさかが、自らも「ことばを紡ぎ・手を動かす」ことでそこに理解を超えた「共感」を得て制作した作品と書籍によって構成されます。鑑賞者はふるさかが触れてきたことばや手仕事だけでなく、ふるさか自身のことばや手仕事に触れる中で、ここに新たな「共感」を体験いただけるのではないでしょうか。
なお会期中の11月18日には「座談会」として、作品集の編集者・丹治史彦さん(信陽堂)をお迎えし、作品集の制作や取材にまつわるお話しを伺います。また作品集『ことづての声 / ソマの舟』は本展会場だけでなく、ギャラリー・パルクのオンラインストアからも購入いただけます。[協 力]信陽堂
【出展作家】
ふるさか はるか
Furusaka Haruka開催概要
- 会期: 2023年11月4日[土]─ 11月25日[土] 水・木休み *11月23日[木・祝]は開廊
- 会場: Gallery PARC
- 営業時間: 13:00〜19:00 *11月18日[土]は18時まで
- お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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