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■『 工頭堅的京都時光』執筆の旅を語る
台湾の人々はなぜ日本と京都が好きなのか?台湾の人々にとって京都とは?
本書の内容に沿って、工頭さんが読み解き感じ取った京都の魅力をお話していただきます。<工頭堅さんによるコメント>
私の経歴を簡単に紹介します。父が日本人のツアーガイドだったことが、私が日本に興味を持つきっかけとなりました。
私が初めて日本(京都を含む)に来たのは 1981 年です。
しかし、私が本当に好きなコンテンツについて書けるようになったのは、それから 40 年後、正式に YouTuber 兼ライターになってからでした。■第1部 作家が自身の執筆の旅を語る 16:00ー16:40
工頭さんの経歴、執筆の経緯などをご紹介いただきます。また台湾人にとっての京都の魅力を、著書に沿ってお伝えいただきます。■第2部 ディスカッションパート 16:40ー18:30(途中休憩あり)
京都移住計画の提唱者であるタナカ ユウヤ先生と京都府顧問の山下晃正先生をお招きし、台湾の観客や読者が京都について学ぶ際にどのような視点を持ってほしいかをお話いただき、
京都が今後どのような方向に発展していくことを期待するのか、気軽な形でのディスカッションを予定しています。<ゲストスピーカー>
タナカ ユウヤ先生(京都移住計画の提唱者) 16:40-17:20
京都で15年以上生活し、地方創生に尽力しており、京都での生活者の視点から、居住する中で発見したことをお話しします。
また、京都が「第二の故郷」としてふさわしいというコンセプトを提案し、観光だけでなく、京都への移住も一つの選択肢であることを示します。山下晃正先生(京都府顧問) 17:30-18:20
京都での公務キャリアが50年以上にわたり、長年の京都府での経験をもとに、京都の観光産業の未来の方向性、文化、アニメ、テクノロジー産業の融合についてお話しします。
未来の観光客が京都でより多くの伝統と現代が融合した体験を楽しめるだけでなく、京都の新たな未来像を描くことも可能となるでしょう。◆日 時:2024年9月29日(日)16:00~18:30
※15:30受付開始
※ディスカッションパート終了後交流会を開催いたします。◆会 場:〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町(サイカチチョウ)287 堀川新文化ビルヂング2F NEUTRAL
◆参 加:無料
◆お問合せ:075-431-5537(NEUTRAL horikawa)
※お席の数が限られておりますので、立ち見での参加になる場合がございますがご了承くださいませ。
※本イベントでの書籍販売はありません。
※イベントは予告なく変更・中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。開催概要
- 会期: 2024年9月29日[日]16:00-18:30
※受付開始15:30-
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:堀川新文化ビルヂングHPより お問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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NEUTRAL horikawaでは2024年9月7日(土)から9月23日(月)まで、
石黒由枝によるブランド「LO(エル・オー)」の展覧会を開催します。
LOの洗練されたフォルムの根源を見て触れていただける機会となっております。一方からみると重なっているが、別方向からみると離れている
緩やかなアールは、円や楕円の一部である
一方からみると真っ直ぐ、別方向からみるとねじれている
回転やスライド、反復や連続線を伸ばすのかとめるのか、切るのか折るのか、見せるのか隠すのか
イメージを持って意思を乗せると、単純な線図から多くのバリエーションを引き出すことができます
□作家情報
石黒由枝/YOSHIE ISHIGURO
アパレル企業に勤めた後、革鞄のオーダーメイドのアトリエで3年修行。2015年に独立。オーダーメイドの受注製作をしながら、2019年 「LO」オリジナルラインを発表。2022年新たな制作活動として「YOSHIE ISHIGURO」を発表。ブランドリリースLO石黒由枝による「LO」は、最高級革を扱うオーダーメイドで培った技術に裏打ちされた構築的で洗練された形と、ミニマムな要素に落とし込みながらも実用性と遊び心を併せ持つデザインが特徴の革製品。instagram @yoshieishiguro開催概要
- 会期: 2024年9月7日[土]─9月23日[月・祝]
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:堀川新文化ビルヂングHPより お問い合わせください。
- 作家在店予定日: 9月7日(土)、9月23日(月・祝)
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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「銀の栞」展では、京都の美術系大学で学ぶ学生とJAGDA京都のプロのクリエーターが作った栞を展示します。
それぞれが選んだ小説の世界観をもとにデザインし、今となっては貴重な活版印刷機を使って銀のインクでプリントしました。
木ー紙ー本ー印刷ーそして本屋さんという素材やメディア、技法、販売の循環を感じながら体験するデザインのワークショップから生まれた栞です。栞は1本300円で販売します。
売り上げの一部は紙の原材料となる木の育成に力を入れておられる「公益財団法人 京都モデルフォレスト協会」さまへ寄付いたします。主 催 JAGDA KYOTO
協 賛 平和紙業株式会社
協 力 京都精華大学、 りてん堂、( 株)テクニカル・サービス開催概要
- 会期: 2024.9.7(土) - 9.23(月・祝)
- 会場: NEUTRAL horikawa
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:JAGDA KYOTO「銀の栞」展 実行委員会 E-mail kyotojagda@gmail.com
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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京都一周トレイルは、京都市周辺の山々を巡る全長約83キロメートルの長距離トレイル。
そのルートは、山と都の境界線を縫うように作られ、1200年の歴史が生んだ多くの妖怪伝説や異聞が息づいている。
本展示では、トレイルの周辺に残る民間伝承・伝説を土地の写真と文で紹介し、歴史と怪異が交錯する旅路を体感してもらう。主催・京都府山岳連盟
■イベント情報
①トークイベント「異界の縁を歩く 京都の山と妖怪」
8月24日(土曜日)19時〜20時半
登壇者:江村一範(京ノ山、上ル。)・木場貴俊(京都先端科学大学人文学部准教授)・松平莉奈(画家)入場無料(開始の10分前くらいまでに入場ください)
京都一周トレイルの近くにある民間伝承の残る土地を紹介しつつ、
その土地の伝承の特徴と変異、発生のメカニズムを空想しながら紐解いていく。(登壇者プロフィール)
・江村一範(京ノ山、上ル。編集部)
京都府山岳連盟広報公益委員会 委員長
「京ノ山、上ル。」創刊時より企画と誌面制作を担当。・木場貴俊(京都先端科学大学人文学部准教授)
2007年、関西学院大学大学院 文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得退学。2012年、博士(歴史学 関西学院大学)。国際日本文化研究センタープロジェクト研究員を経て現職。専門は日本近世文化史、特に怪異をめぐる言説や図像に関する研究。・松平莉奈(画家)
2012年に京都市立芸術大学美術学部日本画専攻を卒業し、2014年に同大学院を修了。日本画の領域で培われた技術や画材を咀嚼しながら、他者について想像することをひとつの主題とし、人物などを中心とする具象画を制作している。②座談会「山屋の怪談会」
出演:京都府山岳連盟有志
9月1日(日曜日)17時〜19時
(内容)登山者が山で体験した不思議な話を座談会形式で語り合う。自由参加。入場無料(開始の10分前くらいまでに入場ください)
■作家名/ 団体名
京ノ山、上ル。/京都府山岳連盟京ノ山、上ル。
京都の山の文化を取り上げるフリーペーパーとして2019年に創刊。
取材・制作は京都府山岳連盟広報公益委員会
instagram:https://www.instagram.com/kyonoyama/一般社団法人 京都府山岳連盟
1947年に前身の「京都山岳協会」として設立。加盟する社会人山岳会・学校山岳部の互助組織として始まった。現在では一般登山者を対象に、安全登山の指導や自然保護活動、登山マナーの教育を行い、山岳スポーツの振興と自然環境の保全にも力を入れて、京都の登山活動を幅広くサポートしている。1993年に京都市からの依頼で京都一周トレイルの開拓・整備を行い、以後、トレイルの整備活動を担っている。(WEBサイト:https://kyoto-gakuren.jp)■在廊スケジュール
8/24、8/25、8/31、9/1
詳細は京ノ山のInstagramをご確認ください開催概要
- 会期: 2024.08.24(土)ー09.01(日)
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00-19:00
- お問い合わせ:kyounoyama.agaru@gmail.com
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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オブジェの展示
材料:ミクストメディア(木材、アクリル塗装、スチールボルト、真鍮 ほか)略歴
飯田真人 Masato IIDA
1967 京都市生まれ
1990 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
1992 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了
個展(1989〜)
ギャラリー射手座(京都)、ギャラリー白(大阪)、ギャラリーココ(京都)、シティーギャラリー(大阪)、ギャラリー現(東京)、同時代ギャラリー(京都)、ギャラリーモーニング(京都)、ギャラリーかのこ(大阪)、neutron tokyo(東京)、ギャラリー島田 (神戸)、シティーギャラリー2320(神戸) ほか主なグループ展
1991 Beyond(ギャラリー白 大阪)、色相の詩学展(川崎市市民ミュージアム)
1994 Nine Young Artists From Japan(オーチャドギャラリー北アイルランド)
1995 Vector(寛勲美術館 ソウル)
2003 京都・洋画の現在~85人の視点~(京都文化博物館)
2010 京展2010(京都市美術館)
2011 「おてらてん」(京都八木町如城寺)、NETWORK21C展(ソリ文化の殿堂 全州 韓国)
2012 隠岐しおさい芸術祭(隠岐 西ノ島)
2019 第2回 公募 アートハウスおやべ 現代造形展(アートハウスおやべ 富山小矢部市) ほか作家在廊スケジュール
8/24,25,26,27,30,31,9/1(予定)開催概要
- 会期: 2024年 8月25日(土)から9月1日(日)
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:newmodel@mac.com
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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- 館内各所
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- 館内各所
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[EXTRA-NEUTRAL]は、堀川新文化ビルヂング内の大垣書店やカフェ&バーSlow Page店内各所、ウィンドウディスプレイや階段踊り場にある大きな壁面などを展示スペースに、ビルまるごとでたくさんの作品を楽しめる展示企画。
本展では、作家・石場文子の代表作《2.5》や《2と3のあいだ》シリーズ作品を中心に展示します。―――――――
一見何もない、なんでもないことが「何もないことなんてない」と感じた時、自分の立っていた世界が脆く、目の前が一気に広がる気がしています。
例えば、ただの壁だと思っていたものにドアや窓が付いていたら、きっと私たちはその壁の向こうを想像すると思います。私の作品はそんなドアのような存在でありたい。 誰かがこうである、と決めたことに対して私は作品を通して笑ってやりたいのです。違う見方を提示したい、可能性を模索したい、自分の立っている場所を少しでも広げたいと思っています。
□作家情報
石場文子 Ishiba Ayako1991 年 兵庫県生まれ
2014 年 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野卒業
2016 年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了◾️主な展覧会
2024 「伝統のメタボリズム〜見立て〜」SHUTL(東京)
2024 「いのちのしるしーThe Sign of Lifeー」ARTDYNE(東京)
2023 「バーナムで円を描く」COCOTO by COCO gallery(京都)
2023 「Ballet meets Art vol.2」KATSUYA SUSUKI Gallery(東京)
2023 個展「視点の位置 」Miaki Gallery(東京)
2022 「感性の遊び場」ANB Tokyo(東京)
2022 個展「Shuttle Run 2022」ARTDYNE(東京)
2021 「Real by Art Sticker」代官山ヒルサイドフォーラム(東京)
2021 「惑星 -PLANETS-」日本橋三越本店(東京)
2021 個展「不在 (ない) と存在 (ある)」3331 Arts Chiyoda(東京)
2021 「現れの形象」ARTDYNE(東京)
2021 個展「2 と 3 のあいだ」 KG+ 企画 夷川サローネ(京都)
2021 「コンテンポラリーアートへの扉」三越日本橋店(東京)
2020 個展「zip_ 記号と静物」Gallery PARC(京都)
2019 個展「次元のあいだ」(児玉画廊 / 東京)
2019 「さっぽろアートステージ2019 ART STREET 美術展『まなざしのスキップ』」(札幌文化芸術交流センターSCARTS / 北海道)
2019「ignore your perspective 52『思考のリアル Speculation ⇄ Real』」(児玉画廊 / 東京)
「LUMIX MEETS BEYOND2020 by Japanese Photographers #7」(Gashouders / オランダ・アムステルダム)、(IMA Gallery / 東京)、(Galerie Nicolas Deman / パリ, フランス)
2019 「あいちトリエンナーレ2019『情の時代』」(愛知芸術文化センター / 愛知)
2019 「IMA×Edition “STYLED IN PHOTOGRAPHY” vol. 1”『写真を着る、言葉を纏う~フォトグラファーと言葉によるTシャツコラボレーション~』」(IMA Gallery / 東京)
2019 「VOCA展2019 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(上野の森美術館 / 東京)
2018 個展「たかが日日」(山下ビル / 愛知)
2018「 Pop-up Dimension 次元が壊れて漂う物体」(児玉画廊/ 東京)
2018「メソッドの考察」(愛知県立芸術大学学食2次元 / 愛知)
2018 「ART NEXT NO.3『不透明なメディウムが透明になる時』石場文子×守本奈央『温かいベンチ』」(電気文化会館 / 愛知)
2018 「石場文子×守本奈央『立てる』」(Masayoshi Suzuki gallery / 愛知)
2018 「写真的曖昧」(金沢アートグミ / 石川)
2017 個展「2.5」(KUNST ARZT / 京都)
2016 「ギャラリー矢田パートナーシップ<Next#4>『見えないものをみる力』」(市民ギャラリー矢田 / 愛知)
2016 「石場文子×中山絵梨『アワーモデルルーム』」(愛知県立芸術大学サテライトギャラリー / 愛知)
2015 個展「しかく-Square/ Sight/Blind spot-」(KUNST ARZT / 京都)
2015 「Lagrangian point –パースペクティブカスタマイズ-」(Gallery PARC / 京都)
2013 個展「house」(KUNST ARZT / 京都)◾️受賞歴
2022 年 名古屋文化振興事業団第 38 回芸術創造賞
2019 「VOCA2019―新しい平面の作家たち」 奨励賞協力:Gallery PARC
開催概要
- 会期: 2024年8月4日[土]─8月25日[日]
- 会場: 堀川新文化ビルヂング 館内各所
- 営業時間: 鑑賞可能時間は各施設の営業時間に準じます
- お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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Gallery PARCでは2024年8月24日から9月15日まで木村亜津・冨田秀一郎・前川紘士による「滞留」展を開催します。
「滞留」は、美術作家の木村亜津と前川紘士、生物学者の冨田秀一郎による自主企画展です。本企画のメンバーは、2021年からの3年間、科学者と美術作家の交流を促すプログラム「ファンダメンタルズ プログラム」に参加した際に出会い、木村と冨田、前川と冨田のそれぞれがペアを組み、個別に交流を重ねてきました。交流のペースや内容はそれぞれのペアで異なりますが、手探りのやり取りの中から少しずつ他者と共有できる/してみたいと思う断片が生まれて来ています。
展覧会タイトルの「滞留」とは、本企画を表す言葉として3者が共通して適っていると捉えた言葉です。英語に訳した“STAGNATE”には、”停滞”や”淀み”といったネガティブな印象を与える意味もありますが、元の流れから一旦距離を取り、アイディアやイメージを漂わせることは、新たな想像や実践を育む機会にも繋がります。本展では、それぞれの交流から生まれたものを来場者と共有すると共に、通常のスピードでは流れ過ぎて行ってしまうものを一時的に留め、留まったもの同士の邂逅や新たな相互作用が生まれる事を期待しています。|主催|滞留展プロジェクトチーム
|協力|Gallery PARC、ファンダメンタルズ プログラム
|広報協力|一般社団法人HAPS
|チラシデザイン|藤本敏行
|助成|京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業【出展作家】
木村亜津・冨田秀一郎・前川紘士
Kimura Azu・Tomita Shuichiro・Maekawa Koji開催概要
- 会期: 2024年8月24日[土]─ 9月15日[日]水・木休
- 会場: Gallery PARC
- 営業時間: 13:00〜19:00
- お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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- Gallery NEUTRAL
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いつの間にかわたしたちは民族服のない生活を始めていた。かつての習わしは現代社会と切り離され、儀式や伝統、箪笥に集約しつつある。物語るは、廃棄量。不可解は、それでも箪笥に眠り続けている理由にあった。その訳の深層に大切な誰かの記憶が衣服に宿り、わずかな抵抗があった。ナショナリズムとグローバリズムの渦中に在る現在の生活様式にsanakaはあたらしい衣服の形を提案する。キモノを解くから始まり、布に戻る条件でハサミの使用も最低限にファッション性を備えた折り紙のような衣服である。まるでキモノが布団や座布団、雑巾に変化するように、sanakaの衣服はひとりひとりの生活に合わせて、あなたの記憶も備えて、次の時代に好転していく。
作家名
sanaka略歴
2020年、鹿児島を拠点として九州を中心に活動を開始。佐藤好縈(バンタンデザイン研究所卒。東郷織物で染織を経験)と佐藤友佳子(上田安子服飾専門学校卒。パターン検定1級取得。オリジナルブランドを経験)によって「洋服に擬態する民族服」をコンセプトに日本の民族服「キモノ」の在り方を軸とした衣服の新しい「形」を考案する。かつての在り方とジェンダーや年齢を問わない新しい形で、ひとりひとりに在る先代の記憶が残る衣服を生活様式に取り入れる選択肢をつくる活動を行い、折り鶴のような文化を目指す。Instagram:@sa_na_ka___
開催概要
- 会期: 2024年8月10日[土]─ 8月18日[日]
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:instagramDM またはsanaka.space@gmail.com / 080ー6902ー6935(佐藤)
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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2011年の「GUTIC STUDY」、2013 年の「GUTIC MERISTEM」、2017の「GUTIC:i was born」以来、ギャラリー・パルクでは4度目の 個展となる山岡敏明の個展「そういうおまえをワシゃ喰った:I have eaten such you.」(2024年7月27日から8月18日まで)を開催します。
山岡敏明(やまおか・としあき/大阪・1972~)は、2003年より現在まで一貫して「GUTIC STUDY(グチック考)」とする制作・発表に取り組んでいます。山岡は「世界の現実とは、今この瞬間において、すべての『別の状態であった可能性』を排除した唯一の 事実であるとともに、無数の可能性のうちの一つの結果にすぎない」として、この思考から「形象=フォルム」の可能性に着目し、 平面上に「ありえたかもしれないカタチの可能性を探す」ための思索と行為を展開させています。「GUTIC(グチック)」とは山岡 によって描き出された「ありそうながらも何であるとは判じ難い、ある種の形象やフォルム」に対する呼称として作家が創作した 造語です。
この「GUTIC」への探究・模索はこれまでキャンバス、ユポ紙、錯視、立体造形や映像などの様々な支持体・方法によって表出され てきましたが、中でも特徴的なものとして「ウワガキシリーズ」と呼ばれる一群があります。これは身近な展覧会DMやチラシ、名 画のポストカードなどに掲載されている他人の作品画像に山岡が直接加筆することで、そこにGUTIC(フォルム)を見出すものであり、他者(の表現)において完成(とされる)イメージを出発点に、そこに山岡が勝手にGUTICを発見し、描き出したものです。
本展に出品される(山岡によってウワガキされ、グチックと呼ばれてしまう)作品の出発点となるのは、過去の西洋絵画の巨匠た ちが描いてきた人物画になります。ルネサンス期の巨匠アルブレヒト・デューラーが1526年に完成させたとされる《四人の使徒》、 1647~51年頃にディエゴ・ベラスケスによって描かれた《鏡のヴィーナス》、フランス新古典主義の画家ドミニク・アングルが1820 年からおよそ30年をかけて描いた《泉》、ギュスターヴ・クールベが1843~45年に描いた《絶望》、エドゥアール・マネによる《オラ ンピア》など、その多くは「名画」とされ、いわば「これ以上加筆する余地のない完成形」とも呼べるものたちです。
本展に先駆けて山岡は、まずこれら名画を「実寸模写」することから始めました。実物と同サイズのカンバスに構図や筆致を緻 密に、忠実に模写していく作業は、長い時間と大変な苦労の積み重ねに値するクオリティを持つものとなりました。そして、次に 山岡はこれらの名画の中にグチックを探し、いつものようにグチックを描きはじめました。
本展タイトル「そういうおまえをワシゃ喰った:I have eaten such you.」は、いわば「完成形」とも呼べる巨匠の名画の数々に対 し、山岡が「いやいや、そんな名画にはまだまだGUTIC(カタチの可能性)が」とのたまってウワガキをしていく様を名付けたもの であるとともに、「壮大な自作自演」に没頭するヨッパライの独り言と聞こえるかもしれません。
しかし、山岡によって導き現れてきたGUTICは、それぞれが特異でありながらも必然的なカタチをともなうもので、そのフォルム からは個性すらも感じるほどにあたりまえに「存在」していると感じさせます。
本展ではこの「ウワガキシリーズ」の最新作にして集大成とも呼べる作品およそ10点とともに、線のドローイングによる映像作品《Unlimited Drawing》と、描き変わっていくカタチを合成加筆して現れてきた《chimeraドローイング》も初展示いたします。 皆様には目の前にいるGUTICを起点に、さらに「ありえたかもしれないカタチ」を妄想したり、想像したりして、楽しんでいただければ幸いです。
開催概要
- 会期: 2024年7月27日[土]─ 2024年8月18日[月]水・木休
- 会場: Gallery PARC
- 営業時間: 13:00〜19:00
- お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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『明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体は どのようにデザインされているのか』
(Book&Design)の刊行記念展示。書体設計士、鳥海修が今までに出会った特に印象に残っている本と、
制作にかかわった書体を使用している本、その書体の原字などを展示いたします。
併せて、1990年代、鳥海が制作にかかわったヒラギノ明朝体W8の原字と、
鳥海が書体づくりを指導した第二期松本文字塾生による作品も展示します。
この展示を通して、活字が人の手によって作られていることを知っていただけたら幸いです。--------------------------------------------------------
当たり前ですが、文字さえあれば本が成立するわけではなく、
むしろ文字は本を構成する部品でしかありません。
ただ、その部品に私たち書体設計士はどのように対峙するのか、
その姿勢こそが大事だと思うのです ― 書体設計士 鳥海修主催:和文と欧文 企画委員会
共催・協力:株式会社モリサワ・株式会社SCREENグラフィックソリューションズ・Book & Design—————————————————————————————————————-
<関連イベントのお知らせ>
①鳥海修さんによるギャラリートーク
書体設計士 鳥海修さんによるギャラリートークを開催いたします。
ご本人から文字や活字の話はもちろん、書籍についての解説をおこないます。■日 時: 2024年8月3日(土)10:30 – 11:30 ※参加無料、事前予約不要
■会 場:堀川新文化ビルヂング2F NEUTRAL②鳥海修さんによるワークショップ「にがお字」
書体設計士 鳥海修さんによるワークショップ「にがお字」を開催いたします。
ワークショップでは、書体設計士の鳥海修さんより書体づくりのレクチャー、実演。
参加者との対話を行う中で、参加者が考える鳥海修さんの「にがお字(似顔絵の文字版)」を
制作します。もちろん実際に手で文字を作ります。
制作していただいた文字とコンセプトは後日、一冊の冊子にまとめて参加者の皆さんの
お手元にお送りいたします。■日 時: 2024年8月3日(土)13:00~17:30
■会 場:堀川新文化ビルヂング2F NEUTRAL
■定 員:限定10名
■参加費:一般12,000円(税込)/学生8,000円(税込)
※参加費には後日お送りする冊子代金を含みます■対 象:大学生以上
■持ち物:鉛筆・消しゴム<参加方法>
①以下URLより事前にお申込みください。(〆切:2024年7月20日(土)18時)※メールを受け取りできるように設定お願いします。
③イベント当日、開始時間までに会場までお越しください。
<注意事項>
・お申込みはお一人1回でお願いいたします。
・参加費はイベント当日会場にてお支払いいただきます。
・学生の方は会場にて学生証の提示が必要となりますので予めご了承くださいませ。
・選考の理由等にはお答えできませんので予めご了承の上お申し込みください。鳥海 修
1955年山形県生まれ。(有)字游工房の書体設計士。同社の游明朝体、游ゴシック体、(株)SCREENホールディングスのヒラギノシリーズ、こぶりなゴシックなど100書体以上の開発に携わる。字游工房として2002年に第1回佐藤敬之輔賞、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、2008東京TDC タイプデザイン賞を受賞。2024年、日本文化の向上につくしたとして第58回吉川英治文化賞を受賞。2022年dddギャラリーで個展「もじのうみ」を開催。著書に「文字を作る仕事」(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、「本をつくる」(共著)、「明朝体の教室」がある。2021年に長野県安曇野市に移住。私塾「松本文字塾」塾長。<イベントに関するお問合せ>
和文と欧文 企画委員会(上田)
otoiawase@wabun-oubun.net開催概要
- 会期: 2024年7月27日[土]─8月4日[日]
- 会場: NEUTRAL
- 営業時間: 10:00〜19:00
- お問い合わせ:堀川新文化ビルヂングHPより お問い合わせください。
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。
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