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    シナリオノーツ
    阿児つばさ

    2024.06.29(土) — 2024.07.21(日)

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    シナリオノーツ
    阿児つばさ

    2024.06.29(土) — 2024.07.21(日)

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    Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2024年6月29日から7月21日まで阿児つばさによる個展の「シナリオノーツ」を開催いたします。

    阿児は「タイトルと共に日々を過ごすという表現手法」=「 scenario(シナリオ)」という方法を用い、そこから多様なメディアや手法によるインスタレーション(と呼ぶことのできる)作品やパフォーマンス(と呼ぶことのできる)作品へと展開しています。たとえば、北海道・美幌にある「花路里」というスナックを巡ってごく私的な物語を追った(つくった)「花路里」や、北海道・音威子府村に60年ほど前まであった氷橋(川面を覆う氷を切り、それを架けて橋にする)を眼差した『氷橋幌』など、阿児は個人的な体験や私的なつながり、それにともなうオブジェクトや造形物などの一連を「作品」としてきました。それらは一見してとりとめなく、理解しにくい、いわゆる「わからない」と呼べるものですが、その「わからなさ」はまた、鑑賞者の眼差しと思考を誘い、そこに運動を起 こすものとも呼べるものです。

    本展「scenario Notes シナリオノーツ」は、ギャラリー・パルクの会場を期間限定の阿児のアトリエとして設定し、阿児の過去・現在・未来において関係する「何になるかわからないもの」が置かれることとなります。またここは阿児と来場者にとっての芸術や学術の対話の広場でもあり、その時々の作品の展示の場でもあるといいます。同時に『素材や存在を取り扱うことへの課題から、かたちに残す作品制作にこたえが見つからないでいる。ことばを残す紙を知り、本を知り、ことばを知り、色を知り、本をつくろうとしている』と話す阿児にとって、『本』をつくろうとするための機会でもあるといいます。
    要するに本展は「○○を見せます」として結果や目的を確約するような展覧会ではなく、「何が見えるか・何が見えないか」を起点とするもの(展覧会)であり、重要なのはそこから対話や思考など「何がはじまるか」あるいは「何をはじめてみることができるか」を主題とするものであると言えます。間違っているかもしれませんが。

    ▼詳細はこちらよりご覧ください。
    https://galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2024/2024_0629_akotsubasa.html

    【関連イベント】
    「 オープニングイベント」6月29日[土]
    「創作活動の日」毎週土曜日(6月29日・7月6日・13日・20日) 10時~14時
    「「対話の日」(6月29日)17-18時・(7月7日・14日・21日) 16時~18時
    「作品についての話、楽器の練習」毎週月曜日(7月1日・8日・15日) 18時~19時

    *各イベントの詳細情報などは、ギャラリー・パルクのHPやSNSで確認ください。

    開催概要

    • 会期: 2024年6月29日[土]─ 7月21日[日]

      水・木休廊

    • 会場: Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
    • 営業時間: 13:00 ─19:00 ※ただし毎週土曜日のみ10時から19時まで
    • お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    NEUTRAL ONLINE SHOP
    POP-UP STORE

    2024.05.25(土) — 2024.06.09(日)

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    • design
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    NEUTRAL ONLINE SHOP
    POP-UP STORE

    2024.05.25(土) — 2024.06.09(日)

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    このたび大垣書店が運営するギャラリーNEUTRAL(ニュートラル)のオンラインショップがOPENしました!

    本屋に立ち寄るかのように、アートやクラフトを気軽に楽しんでもらいたい―。
    そんな想いを込め、生活を豊かにしてくれるアート&クラフト作品、オリジナルグッズ・書籍を中心に取り扱っていきます。

    今回はそんなオンラインショップの紹介を兼ねたポップアップストアを開催!
    NEUTRALにゆかりのある作家や、これから注目のブランドを多数そろえてお待ちしております!
    普段ギャラリーにお越しでない方も、お気軽にお立ちよりください♪

    ■POPUP出店ブランド・作家の紹介

    anna terada
    陶磁器のうつわやフラワーベース、アクセサリーを中心に、時々オブジェも制作。なんでもない日常がちょっとだけ楽しくなるようなポップでキッチュなものを作っています。今回はうつわを中心に、手のオブジェ、小さめのアクセサリーも展示販売します。

    |LO
    石黒由枝による「LO」は、最高級革を扱うオーダーメイドで培った技術に裏打ちされた構築的で洗練された形と、
    ミニマムな要素に落とし込みながらも実用性と遊び心を併せ持つデザインが特徴の革製品ブランド。

    NIOCAN
    天然精油由来の消臭・除菌スプレー『NIOCAN』(第一工業製薬)を販売します。安心な成分でありながら強力に作用し、快適空間をつくります。
    ニオイとともにある私たちの暮らしが、心地よいものでありますように。

    NUNO
    日本各地の染織の職人、工芸家や建築家、あるいは音響家、映像クリエイター、先端テクノロジーのエンジニアなどさまざまな領域のプロと協働して伝統と革新をつなぎ、「布」の新たな可能性を追い求め新しい作品を生み出している須藤玲子氏が率いるNUNOのプロダクト。ストールやバッグ、小物などを販売します。

    京クッキーのお店 烹菓
    創業40年。上京区荒神口と南丹市美山に店舗を構えている、京都のクッキー専門店烹菓(ぽうか)です。京都特産の素材にこだわり、地元産材料を使用。その素材の風味を生かしシンプルにおいしく焼き上げたクッキーをご用意しています。

    京ころん
    自然の優しい香りをいつでもどこでも。botanical hand & mask sprayを販売します。香りは檜(Hinoki)と柚子(Yuzu)の二種類。 どちらも使用している原料は和精油やサトウキビなどすべて天然由来。 だから豊かな香りを手肌にも安心してお楽しみいただけます。

    ネバネバビーン
    京都を拠点に活動する「納豆」に特化したアパレルブランド。
    今回は京都の納豆屋「藤原食品」を代表する納豆「京納豆」とのコラボシリ ーズを中心に展開します。納豆好きはもちろん、納豆が嫌いな方にもアパレ
    ルには匂いも粘りもないのでオススメです。見た目のインパクトはあります が、着ると案外すんなり着れちゃうものばかり。大人から子供まで幅広いサ
    イズ展開なので親子で着るのも楽しいかと思います。

    ハタヨシユキ
    京都市生まれ、現在は京都府北部の綾部市在住。風景画を抽象画に描き直す手法で、「ハタ語」と呼んでいる自分の言語に翻訳するという試みをおこなっているアーティスト。今回はうねうねとした絵が特徴になっている「ハタ語」が描かれたポップな色彩の植木鉢やコースター、ポストカードを販売します。※販売は5/27からを予定

    マガザンキョウト
    泊まれる雑誌マガザンキョウトは、触って、使って、泊まって、買える。 五感をフルに使って京都カルチャーを体験できる京都二条城そばにある空間です。
    京都ローカルカルチャーと旅が楽しめる雑貨や道具、作品の中から、今回はオリジナル、コラボアイテムを中心にお届けします。
    マガザンの、そしてそこにつながる作家さん、職人さん、ブランドの織りなすカルチャーをぜひお楽しみください。

    |ミヤケマイ
    国内外で活躍する美術家ミヤケマイのグッズ(ポストカード、グリーティングカード)、書籍『ONBEAT plus まるごと一冊ミヤケマイ』を販売。
    特にポストカードは多数取り揃えました。

    吉田花子
    「Living with art」をテーマに日常の暮らしを豊かにしようとして作品を制作している抽象画家・吉田花子のアートブック、またNEUTRALにて開催した展覧会に合わせて制作せれた新作『SEASON』のストールを販売します。ドローイング2点がついたスペシャルエディションのアートブックも数量限定でご覧いただけます。

     

    開催概要

    • 会期: 2024年05月25日(土)〜 2024年06月09日(日)

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00 - 19:00
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームより

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    土から生えるもの 土に眠るもの
    堤加奈恵

    2024.05.25(土) — 2024.06.16(日)

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    • event
    • exhibition
    • workshop
    Gallery PARC
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    土から生えるもの 土に眠るもの
    堤加奈恵

    2024.05.25(土) — 2024.06.16(日)

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    Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2024年5月25日から6月16日まで堤加奈恵による個展の「土から生えるもの 土に眠るもの」を開催いたします。
    ギャラリー・パルクでは初めてとなる堤加奈恵の個展です。 2011年に京都精華大学大学院を修了した堤加奈恵(1986年・京都市生まれ)は、以後、綴織によるタペストリー制作などに取り組んできました。しかし、2018年〜19年のフィンランド滞在を機に、日本で生まれ育った自らのルーツに興味を抱くとともに、身近な素材や日本の染織工芸品などを取り上げながら、自身で織った布を造形作品として発表するようになります。
    堤は現存する染織技法に倣いながら、とりわけ布にまつわる「織る」・「染める」に着目した制作を続けることにより、一枚の布を成す様々な技法を知るとともに、その背景や歴史の変遷などを読み込みます。また、それら技術やプロセスが内包する感情や事象をテーマに作品をあらわすことで、染織と鑑賞者の間を媒介し、そこに多くの対話が起こることを目論見ます。
    会場には「化学染料と天然染料」のあり方を眼差した作品などを含む新作4点をはじめ、近年の堤作品をあわせたおよそ15点ほどを展示します。

    〓【出展作家】
    堤 加奈恵  Tsutsumi Kanae

    〓【展覧会名】
    土から生えるもの 土に眠るもの  That comes from the earth, that sleeps under there.

    〓【会  期】
    2024年5月25日[土]─ 2024年6月16日[日]
    13:00 ─19:00  水・木曜休廊

    〓【会  場】
     Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
     〒602-8284 京都府京都市上京区皀莢町287  堀川新文化ビルヂング 2階  [ MAP]

    〓【アクセス】
     ◯地下鉄烏丸線「丸太町」・「今出川」駅より徒歩約20分
     ◯地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩約18分
     ◯京都市バス 9番・50番(JR京都駅から約22分)・12番(阪急烏丸駅から約15分)・67番(阪急大宮駅から約12分)系統「堀川中立売」バス停下車徒歩1分
     ◯駐輪場・駐車場(2台) 有 ※満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください

    〓【入  場】
     無 料

    【関連イベント:ワークショップ】
    A 「コットンの平紐を織る」
    紐を作る動作には、「編む」「組む」「綯う」などがありますが、このワークショップでは紐を「織り」ます。幅1cm 最長150cmの生成り(染色、漂白されていない色)の紐が出来上がりますが、染色すると柄になるよう細工(先媒染)して糸の順番をセットしています。
     ※Bを通しでご参加いただくと染色していただけます。ご自分で身近なものを使って染めてみる方法もご説明します。

    ■ 日 時:2024年6月8日[土]10:30〜12:30
    ■ 参加費:3500円
    ■ 定員:6名
    ■ 対象:小学生以上(小学校3年生以下は保護者同伴)

    B 「平紐を植物染料で染める」
    ラック(ピンク系)、ログウッド(グレー系)、石榴(黄系)の染料を用いて紐を染めます。配色は自由です。染める紐は、元は生成(染色、漂白されていない色)ですが、柄になるよう細工(先媒染)をして織ってあります。
    ※A参加者の方はご自分で織った紐、Bのみ参加者の方はすでに織った紐(長さ1m)をお渡しします。

    ■ 日 時:2024年6月8日[日]14:00〜15:30
    ■ 参加費:4000円(A参加者の方は3000円)
    ■ 定員:6名
    ■ 対象:小学生以上(小学校3年生以下は保護者同伴)

    ▼ご予約
    メール/電話/フォームにて
    お名前・参加希望WS・人数・年齢(小学3年生以下の場合)・当日連絡のつくご連絡先をご記入ください。
    —————————————
    メール:info@galleryparc.com
    電話:075-334-5085(水・木休廊)
    下記オンラインフォームからもお申し込みいただけます。
    ———————————————————

    開催概要

    • 会期: 2024年5月25日[土]─ 2024年6月16日[日]

      13:00─19:00  水・木休廊

    • 会場: Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
    • 営業時間: 13:00〜19:00
    • お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    「隠/なばり」
    池田治彦作品展

    2024.05.03(金) — 2024.05.13(月)

    • art
    • craft
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    「隠/なばり」
    池田治彦作品展

    2024.05.03(金) — 2024.05.13(月)

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    世に出ることのない名品というモノがある。富や名声に執着しない職人が、一人工房にこもり、只々、自己研鑽のために掠えたモノだ。それは商品でも作品でもなく、作者亡き後は所在がわからなくなる。
    池田治彦のそんなモノを見たとき、一種の使命感に駆られた。「あなたは有名にならなくてもいい、ただ、工芸界のためにモノの所在を明らかにしておきたい。」この一心が通じ、辛くも説得に応じてくれた。
    池田という伝統を受け継ぐ者が、先人達との問答を繰り返し続けた膨大な時間、その苦悩がモノの美しさに比例する。古の人は彼のような人となりを菊の花に例えたのであろう。 京都 昌幸堂

    主催 京都昌幸堂
    協力 NEUTRAL

    開催概要

    • 会期: 2024年5月8日(金) -5月13日(月)

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00〜19:00 (最終日 10:00~16:00)
    • お問い合わせ:京都昌幸堂 080-4248-3432

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    鈴木マサルの展覧会 2024 in 京都
    テキスタイルの表と裏 Looking through the overlays

    2024.03.16(土) — 2024.03.31(日)

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    • craft
    • design
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    鈴木マサルの展覧会 2024 in 京都
    テキスタイルの表と裏 Looking through the overlays

    2024.03.16(土) — 2024.03.31(日)

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    NEUTRALでは2024年3月16日から3月31日までテキスタイルデザイナー、鈴木マサルによる展覧会 「テキスタイルの表と裏 Looking through the overlays」を開催いたします。
    京都市内5つの会場で開催される本展覧会は、メイン会場 NEUTRALでの新作テキスタイルによるインスタレーションを実施するほか、ARIA KYOTO STORE、Kanon interior fabrics、Karimoku Commons Kyoto、むす美 京都店の4つのサテライト会場において、それぞれのテーマで鈴木マサルとコラボレーションした作品や新作アイテムが展示販売されます。

    メイン会場のインスタレーションで展示する新作テキスタイルは、昨年6月に発表した「裏と表がない」両面シルクスクリーンプリントで表現したテキスタイル作品をベースに、京都らしいデザインソースを鈴木ならではの解釈で取り入れアップデート。リピートが無く(模様の繰り返しがない)、幅150センチ、長さ30メートルを超える一枚絵のようなテキスタイル作品を京都の染工場、浜田染工の協力の元制作されました。

    表と裏という概念から解きなはれた、鈴木マサルの色と柄の世界を春の京都でぜひご体感ください。
    また、会期中3月27日(水)18時より、京都文化博物館にて、「テキスタイルが出来上がるまで」と題しトークイベントを開催します。

    「テキスタイルの表と裏」 – Looking through the overlays –

    テキスタイルには表と裏があります。もちろん両面使いを意識した織物などもありますが平坦な形状のテキスタイルには必然的に表と裏が存在します。

    人と外界との間に常に存在し、私たちに常に触れ、その身近さを感じさせるテキスタイルという素材。そういう人との距離が圧倒的に近い素材には表や裏がない方が良いと思います。服などは表側だけを装飾している事実に気づきますし、空間に設置される時も概ね背中に壁や窓を背負い、場所が限定されます。もしもテキスタイルに裏表の概念がなくなれば使い方もマインドも自由になり、色々なことから開放されるのではないかと思います。

    今回の展示では、昨年Karimoku Commons Tokyoにて開催した展覧会で発表した「表と裏がない」両面シルクスクリーンプリントにて表現したテキスタイルをベースにアップデートし、デジタルプリント手法を導入して制作したテキスタイルを発表します。
    新たにリピート(模様の繰り返し)が無い30mを超えるデジタルプリントならではの一枚絵のようなテキスタイルを制作し、会場を埋め尽くします。

    京都初の展覧会ということもあり、京都らしいデザインソースを取り入れたいと考える中で、リピートの無い生地の反物と物語が次々に展開していく絵巻物との相似性に辿り着きました。絵巻物の中でも漫画やアニメーションのルーツとされる「鳥獣人物戯画」に着目し、4巻構成の中でも昔の動物図鑑と例えられている「乙巻」からインスピレーションを得て、伝統と現代が融合したデザインを創り上げました。
    制作は京都の染工場「浜田染工」にて実用に向けてテスト中の顔料(ピグメント)インクジェットプリントシステムにて制作していただきました。顔料によるデジタルプリントは水をほぼ使うことなく、排水も最小限に抑えられ、最も環境に配慮したプリント手法として近年注目を集めています。

    「表と裏をなくす」ことによってテキスタイルの在り方をより自由にするというコンセプトはそのままに、プリントテキスタイルが持つ可能性や領域を拡張したいという想いが詰まった展示となります。

    テキスタイルが持つ身体性や空間性を実際に感じるために是非、会場までご来場ください。

    2024年2月 鈴木マサル

     

    鈴木 マサル | Masaru Suzuki
    テキスタイルデザイナー
    2004年からファブリックブランドOTTAIPNUを主催。色鮮やかなプリントテキスタイルを中心に生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開しています。自身のブランド以外にも、マリメッコ、ユニクロ、カンペール等、国内外の多くのブランドからテキスタイルプロダクトを発表。また、テキスタイル以外にも様々なプロジェクトに参画し、ファニチャー、プロダクト、アパレル、空間など様々なシーンに向け、パターンデザインや自身のテキスタイルを軸にしたデザインを提供しています。
    2014年からスタートした富山の魅力を模様で表現した「富山もよう」が第35回新聞広告賞を受賞。2016年4月にイタリア・ミラノで開催された展覧会「Imagine New Days」(主催アイシン精機株式会社)に参画し、Milano Design Award 2016 “BEST ENGAGEMENT by IED” を受賞。2016年8月に書籍「鈴木マサルのテキスタイル」(誠文堂新光社刊)を上梓。2017 年12月に三菱地所アルティアムにて展覧会「鈴木マサルのテキスタイル 目に見えるものすべて色柄」を開催。現在、東京造形大学教授、有限会社ウンピアット取締役。
    http://masarusuzuki.com

     

    ■展示内容(会場別)

    ●NEUTRAL(map 01)
    新作テキスタイル/ ポップアップストア
    新たな試みとして、リピートの無い生地の反物を京都の染工場「浜田染工」の協力の元制作。栂尾山 高山寺に伝わる国宝「鳥獣人物戯画」の乙巻からインスピレーションを受け、伝統と現代が融合したデザインを創り上げました。また、鈴木がデザインするオリジナルブランド「OTTAIPNU」のポップアップストアを開催。傘やファブリックのほか、ブランド設立20周年を記念して制作されたアップサイクル バックが登場します。

    国宝「鳥獣人物戯画」とは?
    甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻からなる紙本墨画の絵巻物。当時の世相を反映して動物や人物を戯画的に描いたもので、嗚呼絵(おこえ)に始まる戯画の集大成といわれる。今回の作品のインスピレーションとなった乙巻は、馬、牛、鷹、犬、鶏、山羊など日本人にとってなじみのある動物に限らず、豹、虎、象、獅子、麒麟、竜、獏といった海外の動物や架空の動物も含めたさまざまな動物の生態が描かれる動物図鑑としての性質が強い。

    ●Karimoku Commons Kyoto(map 02)
    2023年6月にKarimoku Commons Tokyoで発表した作品を京都で初披露。「裏と表が無い」新たな概念のテキスタイル作品と、石巻工房 by Karimokuに鈴木がペイントデザインを施したスツールのほか、Ra bird(鳥のオブジェ)を展示、受注販売します。
    https://commons.karimoku.com/location/kyoto/

    ●Kanon interior fabrics(map 03)
    鈴木マサルのオリジナルブランドOTTAIPNUの生地を使用したカーテンの受注販売のほか、この展示のために制作されたオリジナルのラグ、マットが登場予定です。
    https://www.kanon-interior.com/

    ●ARIA KYOTO STORE(map 04)
    新作刺繍テキスタイルによる張り地スツール
    本展に合わせ制作した新作の刺繍テキスタイルを秋田木工の名作スツールNo.202に張ったオリジナルスツールを展示販売します。
    https://aria-kyoto.jp/

    ●むす美 京都店(map 05)京都市中京区三条通堺町東入桝屋町67
    風呂敷専門メーカーである山田繊維株式会社が運営する「むす美」では、鈴木マサルのデザインによる両面にプリントを施した風呂敷「ダブルフェイス」の新作をはじめ、これまで発表したコレクションを一同に展示販売します。鈴木による手描きによるアートパネルも展示します。
    https://www.kyoto-musubi.com/shopdata/kyoto.html

    関連会場
    ●栂尾山 高山寺(map 06)  ※作品展示はありません。
    ※新作のインスピレーションを受けた絵巻物である国宝「鳥獣人物戯画」が伝わる寺院。明恵上人の住居跡と伝えられる国宝「石水院」や日本最古の茶園などがある。
    1994年「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録。 ※拝観時間、拝観料など詳細はHP にてご確認ください。https://kosanji.com/

    各会場の情報、主催メンバーによる京都のおすすめスポットを下記のgoogle mapにてご覧いただけます。ぜひご活用ください。
    https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1GaQG08yijk0IMYKQiZDLAMffqbWFBiY&usp=sharing

     

    ■トークイベント
    「テキスタイルが出来上がるまで」

    会場:京都文化博物館 別館 (中京区北白川三条高倉)
    日時:3月27日(水) 18:00〜19:30
    ※17:30受付開始
    登壇:鈴木マサル
    進行:藤本美紗子
    参加申し込みは下記URLより(先着順)
    https://talkevent240327.peatix.com/
    参加無料

     

    主催:鈴木マサル展 実行委員会
    (inu/UNPIATTO Inc./ARIA/カノン/カリモク家具/むす美)
    企画:UNPIATTO Inc/inu
    展示コーディネイト:藤本美紗子(inu)
    協賛:ARIA/カノン/カリモク家具/むす美/Oui Wine
    グラフィックデザイン:玉田真望(inu)
    映像:大木大輔
    PR:山本真澄
    生地制作協力:株式会社浜田染工
    協力:NEUTRAL(運営:大垣書店)

    開催概要

    • 会期: 2024.3.16(土)-2024.3.31(日)

    • 会場: NEUTRAL 堀川新文化ビルヂング 館内各所
    • 営業時間: 10:00〜19:00 ※館内各所の展示は施設の営業時間に準じます。
    • お問い合わせ:info@unpiatto.com

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • Gallery PARC
    終了

    供養
    Suzumi Noda Exhibition

    2024.02.01(木) — 2024.02.25(日)

    • art
    • craft
    • exhibition
    Gallery PARC
    終了

    供養
    Suzumi Noda Exhibition

    2024.02.01(木) — 2024.02.25(日)

    • art
    • craft
    • exhibition

    Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2024年2月1日[木]から2月25日まで、野田凉美による個展「供養」を開催いたします。

    野田 凉美(のだ すずみ)は、1980年代より現在まで、デザインやアートの領域での制作・発表活動を続けるアーティストであり、2006年より川島テキスタイルスクールのディレクター(現在はアドバイザー)、2012年より京都造形芸術大学特任教授(17年まで)、2017年より京都市立芸術大学特任教授(~22年まで)を務めるなど、後進の指導においても大きな役割を担ってきました。
    本展は「供養」をテーマに、現在まで国内外において精力的に活動を続ける野田凉美の新作・近作およそ20点あまりにより、現在の野田の仕事やその眼差しの先を窺い知る機会となるものです。

    なお、野田は同時期にギャラリー・パルクと同会場にあるNEUTRAL『Contemporary Textile Art MINIATURE WORKS -THE KYOTO- vol.3』(2月3日まで)や、京都国立近代美術館で開催されている『小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ』(3月10日まで)にも作品を出品しております。こちらもあわせてご覧いただければ幸いです。

    【作家ステートメント】
    供養
    私は、消耗品、ラベル、不要品など身近で手に入れやすい素材を使う。
    街に住み、現代を生きる私にとってそれは合理的で自然なことだ。日常のありふれたものから、人は何を失い、何を欲しているのか、大切なことは何かが見えてくる。かつて西陣織に欠かせなかった紋紙は、デジタルデータへと移行し、金銀平箔は、分業の職人技から無駄のない工程のプロダクト製品へと変わり、物質性の低い情報社会となりつつある。また、大量の薬のパッケージは脅迫的健康長寿社会を象徴しているかのようだ。
    編み技法は、穴で構成されているので柔軟性に富み、解いて再使用できるので、モノを増やしたくない私にとって好都合の技法と言える。しかし、出来上がったモノはいずれゴミと化すなら恐ろしいディレンマを含んでいる。
    つくることをやめられない私は、せめて先人を敬い供養する慎みを忘れずにいたい。
    一本の糸から穴をつくり続けていく単調な行為は、私にとって現生の欲や呪縛から逃れ、自由に浮游するための時間だ。
    どんな時にも穴をつくれば風通しが良くなり、柔らかで澄んだ思考と精神が得られる。また、穴をつくることは、付け入る隙を与えるということであり、それはちょっとした綻びのような魅力がある。

    【出展作家】
    野田 凉美
    Suzumi Noda
    https://suzuminoda.com

    開催概要

    • 会期: 2024年2月1日[木]─2月25日[日]  13:00─19:00  水・木休廊(2月1日は開廊)

    • 会場: Gallery PARC
    • 営業時間: 13:00〜19:00
    • お問い合わせ:info@galleryparc.com ギャラリー・パルク

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • Gallery NEUTRAL
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    第4回 紙詣
    紙とあそぶ 紙をめでる

    2024.01.06(土) — 2024.01.08(月)

    • art
    • craft
    • design
    • event
    • workshop
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    第4回 紙詣
    紙とあそぶ 紙をめでる

    2024.01.06(土) — 2024.01.08(月)

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    2024年の幕開け第一弾!
    おもしろ印刷 修美社が、紙であそぶ、紙をめでる、紙であそぶお祭り『紙詣(かみもうで)』を堀川新文化ビルヂングで開催いたします!
    アーティスト、デザイナー、写真家、絵描き、クラフト作家etcによる「紙と印刷のフリーマーケット・ワークショップ」をメインに、おいしいフードとお酒とコーヒーもご用意。
    今回も3日間、お正月気分冷めやらぬ豪華なお店がてんこ盛りです。

    イベントテーマは『紙詣』。
    めでたい響きですが、紙の神さまってそもそもどこにいるのでしょうか?
    私たちのまわりに当たり前のようにある印刷物たち。そのひとつひとつに、実は物語があります。誰かが思い描いたイメージを、描き書き、手で作りあげる人。紙とインキで刷りあげる人。一つの印刷に関わるたくさんの人と思い。リレーしながら育てた思いを、紙で形にすること。これが私たちのできる表現だと信じています。
    もし紙の神さまがいるのなら、そんな小さな印刷物のひとつひとつに、住んでいるのかもしれませんね。紙詣では、そんな紙さまに日頃の感謝をするとともにわっしょいわっしょい!一緒に楽しく遊びましょう。

    みなさん初詣のあとには是非、紙詣にお越しください。2024年のはじまりです。

    主催:修美社
    共催:大垣書店
    協力:mondo

    <出店者情報> ※あいうえお順に掲載 ※随時更新していきます

    ・ANTENNA / PORTLA編集部(物販) 出店日:1/6(土)・7(日)・8(月・祝)

    ・KANMAKI(物販) 出店日:1/6(土)

    NEW STANDARD CHOCOLATE(飲食) 出店日:1/8(月・祝)

    RIVER RETTER(物販) 出店日:1/7(日)

    ryuboku.min(物販) 出店日:1/6(土)・7(日)

    ・Y U .(ショーウィンドウ・パフォーマンス) 出店日:1/6(土)・7(日)

    謹製咖喱酒舗 アムリタ(飲食) 出店日:1/8(月・祝)

    キリン(飲食)出店日:1/6(土)

    ・こどものためのでざいんぷろじぇくと ワワワ(ワークショップ) 出店日:1/7(日)・8日(月・祝)

    トナカイサインズ(パフォーマンス) 出店日:1/6(土)

    TSUGU(WS・物販) 出店日:1/6(土)

    大和印刷紙工(物販・ワークショップ) 出店日:1/6(土)・7(日)

    ・藤原食品(物販)出店日:1/7(日)

    ・有限会社サンクラール(物販)出店日:1/6(土)・7(日)

     

     

     

    開催概要

    • 会期: 2024年1月6日[土]─ 1月8日[月・祝]10:00-18:00

      最終日は17時まで

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00〜18:00
    • お問い合わせ:https://syubisya.co.jp/

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    Contemporary Textile Art MINIATURE WORKS
    -THE KYOTO- vol.3

    2024.01.13(土) — 2024.02.03(土)

    • art
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    • event
    • exhibition
    • workshop
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    Contemporary Textile Art MINIATURE WORKS
    -THE KYOTO- vol.3

    2024.01.13(土) — 2024.02.03(土)

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    NEUTRALでは1月13日から2月3日まで「Contemporary Textile Art MINIATURE WORKS 」を開催します。
    日本在住で京都に関わりのある現代テキスタイル アート作家を中心にしたテキスタイル アートの20cm立方以内の小品による展示を行います。
    (80名+物故作家3名)

    企画:川嶋啓子/Office G²[GALLERYGALLERY/KICTAC]

    □関連イベント 期間中トークイベントとワークショップを開催いたします。 詳細はこちら

    □出展作家
    上野 真知子/ AGANO Machiko
    安達 大悟/ADACHI Daigo
    阿野 理香/ANO RIka
    有田 やえ/ ARIYTA Yae
    荒 姿寿/ARA Shizu
    石井 香久子/ ISHII Kakuko
    五十嵐 通代/MIGARASHI Michiyo
    石崎 朝子/ISHIZAKI Asako
    伊藤 藍/ITO Ai
    いまふく ふみよ/IMAFUKU Fumiyo
    弥永 保子/IYANAGA Yasuko
    上田 恭子/UEDA Kyoko
    梅田 香織/UMEDA Kaori
    大住 由季/OSUMI Yuki
    扇 千花/OHGE Chika
    大高 亨/OHTAKA Tohru
    大手 裕子/OHTE Hiroko
    岡本 直枝/OKAMOTO Naoe
    小野山 和代/ONOYAMA Kazuyo
    貝塚 惇観/KAITSUKA Atsumi
    加賀城 健/KAGAJO Ken
    片岡 葉子/KATAOKA Yoko
    川井 由夏/KAWAI Yuka
    河原林 美知子/KAWARABAYASHI Michiko
    岸田 めぐみ/KISHIDA Megumi
    きたおか ともこ/KITAOKA Tomoko
    熊井 恭子/KUMAI Kyoko
    久保田 繁雄/KUBOTA Shigeo
    草間 喆雄/KUSAMA Tetsuo
    小林 わか菜/KOBAYASHI Wakana
    指田 容史子/SASHIDA Yoshiko
    酒井 沙織/SAKAI Saori
    酒井 稚恵/SAKAI Chie
    繁田 真樹子/SHIGETA Mackiko
    島田 清徳/SHIMADA Kiyonori
    新道 弘之/SHINDO Hiroyuki
    須藤 玲子/SUDO Reiko
    芹野 直子/SERINO Naoko
    高木 光司/TAKAKI Koji
    高橋 稔枝/TAKAHASHI Toshie
    巽 美由紀/TATSUMI Miyuki
    舘 正明/TATE Masaaki
    田中 千世子/TANAKA Chiyoko
    田中 孝明/TANAKA Takaaki
    田辺 由子/TANABE Yoshiko
    堤 加奈恵/TSUTSUMI Kanae
    道正 千晶/DOSHO Chiaki
    冨田 潤/TOMITA Jun
    戸矢崎 満雄/TOYAZAKI Mitsuo
    中平 美紗子/NAKAHIRA Misako
    奈良平 宣子/NARAHIRA Noriko
    新田 恭子/NITTA Kyoko
    野田 凉美/NODA Suzumi
    林 塔子/HAYASHI Toko
    濱 久仁子/HAMA Kuniko
    濱田 菜々/HAMADA Nana
    ばんば まさえ/BAMBA Masae
    久田 多恵/HISADA Tae
    ひろい のぶこ/HIROI Nobuko
    藤野 靖子/FUJIO Yasuko
    福田 笑子/FUKUDA Shoko
    福本 潮子/FUKUMOTO Shihoko
    福本 繁樹/FUKUMOTO Shigeki
    細田 あずみ/HOSODA Azumi
    本間 晴子/HONMA Haruko
    マツムラ アヤコ/MATSUMURA Ayako
    三橋 遵/MITSUHASHI Jun
    皆川 眞弓/MINAGAWA  Mayumi
    宮田 彩加/MIYATA Sayaka
    むらた ちひろ/MURATA Chihiro
    村山 幸子/MURAYAMA Sachiko
    村山 順子/MURAYAMA Yoriko
    室田 泉/MUROTA Izumi
    八代 利江子/YASHIRO Rieko
    山下 茜里/YAMSHITA Akari
    山下 真美/YAMASHITA Mami
    吉水 絹代/YOSHIMIZU Kinuyo
    米山 より子/YONEYAMA Yoriko
    渡邉 操/WATANABE Misao
    渡邊 三奈子/WATANABE Minako
    ジョリー ジョンソン/Jorie JOHNSON

    開催概要

    • 会期: 2023年1月13日(土) -2月3日(土)

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00〜19:00*最終日は17:00まで
    • お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    KYOTO ITO ITO Exploring Tango Threadsー理想の糸を求めて
    we+とNUNOによる京丹後の「糸」をめぐる展覧会

    2023.10.05(木) — 2023.10.30(月)

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    Gallery NEUTRAL
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    KYOTO ITO ITO Exploring Tango Threadsー理想の糸を求めて
    we+とNUNOによる京丹後の「糸」をめぐる展覧会

    2023.10.05(木) — 2023.10.30(月)

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    堀川新文化ビルヂング(京都市/運営 大垣書店)では開館2周年を記念して、同館ギャラリースペースのNEUTRALにて、we+とNUNOによる京丹後の「糸」をめぐる展覧会『KYOTO ITO ITO Exploring Tango Threadsー理想の糸を求めて』を10月5日(木)より開催します。

    「理想の糸」ってなんだろう。
    リサーチによる独自のアプローチをおこなうデザインスタジオwe+は、テキスタイルデザイナー須藤玲子が率いるNUNOの布づくりを手がかりに、その答えを求めて京丹後を旅しました。そこで出会ったのは、日々の営みのなかに存在する手仕事の偉大さと、これからのものづくりのヒントです。
    本展は須藤のクリエーションを支える重要な産地のひとつである京丹後で営まれる、養蚕・製糸・製織といった絹織物の生産の現場を訪れたwe+が、見て、触れて、感じたことを追体験していただくものです。会場でお渡しするルーペを片手に「糸」によって紡がれる豊かな世界をお楽しみください。

    《展示のみどころ》
    ・気鋭のデザインスタジオ we+ による展覧会ディレクション
    本展の展覧会ディレクションを担当するのは、リサーチと実験に基づいた独自の表現活動で国際的なアーワードの受賞も相次ぐwe+ 。近年、ものづくりにおけるトレーサビリティが重要なテーマとなるなか、私たち の暮らしに欠かせないテキスタイルが織りなす「糸」がどこから来て、どのようにつくられているかを独自の視点で明らかにします。

    ・「糸」で紐解く京都のテキスタイルの魅力
    世界でも類をみない豊かな染織文化を持つ京都。その優れた絹織物が生まれる背景には、卓越した「糸」の存在がありました。本展ではwe+が訪問した6つの染織工場の仕事を、素材、道具、映像などを通じて紹介することで、京都のテキスタイルの魅力をつくる「糸」の秘密に迫ります。

    ・ NUNOによる新作シルクテキスタイルを初公開
    日本各地の職人、染織工場と協働で布づくりを続ける須藤にとっても京都は特別な産地です。本展にあわせて須藤とNUNOのメンバーが、京丹後であらたにデザイン・開発した絹織物の新作が初公開されます。 各工場の織り機や得意とする仕事の特徴を熟知する須藤ならではの「糸」あしらいがつくりだすテキスタイルの魅力をお楽しみください。

    《プロフィール》
    ウィープラス / we+
    リサーチと実験に立脚した手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。林登志也と安藤北斗により2013年に設立。日々の研究から生まれた自主プロジェクトを国内外で発表しており、そこから得られた知見を生かしてさまざまな企業や組織のプロジェクトを手がける。Dezeen Awards / Emerging Design Studio of the Year Public Vote(英)、EDIDA / Young Designer of the Year Nominee(伊)、日本空間デザイン賞金賞他受賞多数。作品はドイツのVitra Design Museumなどに収蔵されている。www.weplus.jp

    須藤 玲子 / Reiko Sudō
    1953年茨城県石岡市生まれ。株式会社 布 代表。東京造形大学名誉教授。日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術を駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ロサンゼルスカウンティ美術館、ビクトリア&アルバート博物館、東京国立近代美術館など、世界の名だたるミュージアムに収蔵されている。2022年第11回円空大賞受賞。主な書籍に『日本の布(1~4)』(MUJI BOOKS 2018, 2019)、『NUNO : Visionary Japanese Textiles』(Thames & Hudson 2021) など。www.nuno.com

    《オープニングイベント》
    10月4日(水)
    ギャラリートーク 16:00~17:30
    展覧会ディレクターのwe+の林登志也と安藤北斗が、布のデザインを手掛けた須藤玲子、製作を担当した京丹後の染織事業者との対話を交えながら、本展の成り立ちやみどころについてお話しします。
    出演:we+ 林登志也・安藤北斗 /NUNO 須藤玲子/京丹後の染織事業者の方々
    定員:50名(申し込み制 先着順)
    参加費:無料
    ◇10月4日(水)ギャラリートークお申し込みはこちら

    レセプション 18:00~20:00
    参加費:無料
    お申込み不要・入退場自由

    《トークイベント》
    10月18日(水)19:00 ~ 20:30
    「理想の糸を求めて」
    we+とNUNOが本展のテーマ「糸」に注目したのは昨年の10月、この堀川新文化ビルヂングで《KYOTO nuno nuno》展を開催していた時のことです。その時展示されていた林雅之さんの写真によって、テキスタイルを構成する、まるで生きているかのような糸の存在に気付かされたのです。そこから一年、この展覧会が誕生するまでのメイキングストーリーと、これからも続くプロジェクトの展望について本展の企画メンバーが揃ってお話しします。
    出演:we+ 林登志也・安藤北斗 /NUNO 須藤玲子/NEUTRAL 大垣守可
    定員:50名(申し込み制 先着順)
    参加費:無料
    ◇10月18日(水)トークイベントお申込みはこちら

     

    主催 :NEUTRAL(運営 株式会社大垣書店)、 we+ NUNO 京都府
    協賛 :荒川技研工業 HAKUTEN 木内酒造 HOTEL CANATA KYOTO
    展覧会ディレクター:林登志也・安藤北斗(we+)
    企画協力:大垣書店 NUNO 文化星人
    グラフィックデザイン:we+
    会場構成・テキスト:we+
    映像制作:村瀬健一
    テキスタイルデザイン:須藤玲子・上野和広・真柴純 高重織衣(NUNO)
    参加事業者:柴田織物 創作工房糸あそび 民谷螺鈿株式会社 田勇機業株式会社 宮眞株式会社 安田織物株式会社
    協力:黒谷和紙協同組合 丹後織物工業組合 中島裁断所

     

     

    開催概要

    • 会期: 2022.10.5(木)-10.30(月)

    • 会場: NEUTRAL / 堀川新文化ビルヂング 1階ウインドウ
    • 営業時間: 10:00〜19:00
    • お問い合わせ:堀川新文化ビルヂングHPよりお問い合わせください。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • Gallery NEUTRAL
    終了

    京都精華大学 × 大垣書店
    じぶん旅マップ展

    2023.09.02(土) — 2023.09.24(日)

    • craft
    • design
    • exhibition
    Gallery NEUTRAL
    終了

    京都精華大学 × 大垣書店
    じぶん旅マップ展

    2023.09.02(土) — 2023.09.24(日)

    • craft
    • design
    • exhibition

    京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科3年生の社会連携プロジェクト

    「じぶん旅マップ」は「自分自身が楽しむための京都」をコンセプトに、オリジナルの旅マップを作成するプロジェクトです。本に、文化に、新たな価値を発信する堀川新文化ビルヂングにて、ニッチで興味深いマップを展示、チャリティー販売します。
    このじぶん旅マップの売り上げは、2023年8月に起きた、ハワイ・マウイ島火事災害の復興、支援の為に寄付されます。日本からの海外旅行で縁の深いラハイナの一刻も早い復興を願っています。

    主催:京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科3年生
    共催:堀川新⽂化ビルヂング ギャラリー NEUTRAL

     

    開催概要

    • 会期: 2023年9月2日(土)ー9月24日(日)

      最終日17:00まで

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00〜19:00
    • お問い合わせ:堀川新文化ビルヂングHP「お問い合わせ」よりお問い合わせください。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

FLOORGUIDEフロアガイド

  • 2F
    ギャラリー&イベントスペースNEUTRAL / Gallery PARC
  • 1F
    • 大垣書店OGAKI BOOKSTORE
    • カフェ&バーSlow Page
    • 印刷工房昌幸堂
1F

BOOKS & GOODS

大垣書店

お客様との対話を通じ、地域生活や文化に
更なる豊かさをもたらすことができる
書店づくりを進めていきます。

営業時間:10:00〜22:00
TEL:075-431-5551

http://www.books-ogaki.co.jp
  • 公式フェイスブックページ
  • 公式ツイッター

CAFE & BAR

Slow PageSlow Page

モーニングからランチ、ティータイム、
夜はお酒を飲みながら…。1日を通して
ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

営業時間:8:30〜23:00
TEL:075-431-5551

  • 公式インスタグラム

印刷工房

昌幸堂

「アート・クラフトブックを作りたい」
「本を作って販売したい」という方の
窓口として、印刷・製本などの情報を発信します。

営業時間:10:00〜18:00 月・日祝定休
TEL:080-4248-3432

https://shokodokyoto.com//
  • 公式フェイスブックページ
  • 公式インスタグラム
2F

GALLERY & EVENT SPACE

NEUTRAL

「アートや文化を創出・発信するギャラリー」
「地域と世界をつなぐイベントスペース」
として新たな文化を堀川より発信します。

営業時間:10:00〜19:00(企画毎に設定)
TEL:075-431-5537

    GALLERY & EVENT SPACE

    Gallery PARC

    京都を原点に食文化の創造・発信を目指す
    グランマーブルにより2010年に創設。
    表現と社会の接点、アートが社会で
    起動するための回路のひとつとして
    その方法の開発と実践に取り組みます。

    営業時間:13:00〜19:00 水・木定休
    TEL:075-334-5085

    https://www.galleryparc.com
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