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    マンガと絵本とアートの交差点って、なんだろう?

    2025.08.30(土) — 2025.09.23(火)

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    マンガと絵本とアートの交差点って、なんだろう?

    2025.08.30(土) — 2025.09.23(火)

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    NEUTRALでは、TBS主催の短編映像コンテスト「DigiCon6」から誕生したオリジナルキャラクター
    『MAILOO & ANNLEE』(見里朝希作)が、世界的イラストレーター上杉忠弘氏により、初の書籍化。
    それを記念した展覧会を開催いたします。

    マンガは“物語”であり、“絵”であり、“構造”でもある。
    そしてアートもまた、物語を語らずに物語を喚起し、構造を通じて思考を促す存在ではないでしょうか。

    本展では「アートとマンガの交差点は、存在するの?」という問いを手がかりに、
    両者の間に流れる表現のリズムや制度の差異、そして共鳴を見つめ直します。

    また、見里朝希原案・上杉忠弘作によるアートコミックという新たな創作実践を展示の一部として提示し、
    理論と実践の両面からこの問いにアプローチします。
    答えを出すことではなく、新たな視点や対話を生む”場”としての展覧会。
    ぜひ、あなた自身の視点を、ここで見つけてください。

    主催:TBSテレビ・TBSラジオ・大垣書店
    後援:文化庁・京都府(後援申請中)・京都市

    ■書籍紹介

    「MAILOO & ANNLEE」

    作者 上杉忠弘
    キャラクター原案 見里朝希
    発行 TBSテレビ
    価格 5,500円(税込)

    <書籍紹介文>

    見里朝希さんがTBSテレビ主催の映像祭「DigiCon6」のために描き下ろしたイメージキャラクター、MAILOO & ANNLEE。
    この2人をアート的なコミックに仕立てた書籍、『MAILOO & ANNLEE』がTBSより出版!
    作画を手掛けたのは、世界的なイラストレーターで、映画『コララインとボタンの魔女』『ベイマックス』『リメンバー・ミー』などのコンセプトアートを担当し、アニー賞も受賞している上杉忠弘さん。
    こちらのアートコミック『MAILOO & ANNLEE』は、全40ページでシリアルナンバー付き、化粧箱入りの豪華仕様。

     

    【関連イベント】

    ■上杉忠弘×見里朝希『メイル-&アンリ―』サイン会

    NEUTRALでは、「漫画と絵本とアートの交差点って、なんだろう?」の開催にあたり、『MAILOO & ANNLEE』の書籍をご購入いただいた方に限り、書籍に上杉忠弘さん 見里朝希さんのサインをいたします。

    ・日時:8/30(土)①14:00~ ②16:00~
    ・定員:各回25名
    ・参加条件:事前申込
    参加方法
    以下のフォームにてお申込みください。

    https://forms.gle/shapFMmtutTkA6y56
    ※募集継続中です。
    ※定員になり次第終了いたします。

    <プロフィール>

    上杉忠弘(うえすぎ ただひろ
    1966年生まれ。セツ・モードセミナー卒業。イラストレーターとして、企業広告、雑誌、書籍表紙などを
    手掛ける。米映画『コララインとボタンの魔女』にコンセプトアーチストとして参加。
    同作品で37回アニー賞 Production Design in a Feature Production を受賞。
    主な参加作品に『ベイマックス』『ストレンジ・ワールド』『リメンバー・ミー』『あの夏のルカ』
    『私ときどきレッサーパンダ』など。
    『ポケモンコンシェルジュ』『果てしなきスカーレット』ではキャラクターデザインを担当している。

    見里朝希(みさと ともき)
    アニメーション作家。東京都生まれ。2018年、東京藝術大学大学院アニメーション専行修了。
    『あたしだけをみて』(2016)や『マイリトルゴート』(2018)はSHORT SHORTS FILM FESTIVALで
    優秀賞・東京都知事賞をはじめ、国内外の映画祭で多数の賞を受賞。
    若手クリエイター対象の国際賞「Young Guns」にも選出される。2021年発表の『PUI PUI モルカー』では
    TVアニメシリーズ初監督。現在は、WIT STUDIOでストップモーションスタジオ<TORUKU>を発足し、
    Netflixシリーズ「My Melody & Kuromi」で監督を務める。

    トークイベント(TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」連動)

    DAY1:8/31(日)14:00~15:30

    「マンガ界の”外”から見えてきた、マンガとアートの関係って?」
    登壇者:上杉忠弘×見里朝希
    MC:日比麻音子(TBSアナウンサー)、伊藤 遊(京都精華大学国際マンガ研究センター研究員)

    ・定員:30名
    ・参加:無料

    ※本イベントは応募終了いたしました

     

    DAY2:9/6(土)19:00~20:30 

    「好きです! 日本のマンガ、カルチャー、アート」
    登壇者:ウィスット・ポンニミット×ガオ・イェン×しまおまほ MC:日比麻音子(TBSアナウンサー)

     ・定員:30名
    ・参加:無料

    ※本イベントは応募終了いたしました

    <登壇者プロフィール>
    ウィスット・ポンニミット(Wisut Ponnimit)
    1976年、タイ・バンコク生まれ。愛称は「タムくん」。
     1998年にバンコクでマンガ家としてデビュー。
    2003年から2006年の間に神戸に滞在。
    現在はバンコクを拠点にマンガ家/アーティストとして活動。
    代表作は『マムアン』シリーズ、『ブランコ』『ヒーシーイット』など。

    高 妍(ガオ イェン/Gao Yan)
    1996年、台湾・台北生まれ。
    マンガ家/イラストレーターとして台湾と日本で活動。
    代表作は『緑の歌 -収集群風-』『隙間』
    村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』の装丁・挿画など。

    しまおまほ(Shimao Maho)
    1978年、東京生まれ。
    1997年に『女子高生ゴリコ』でデビュー。マンガやエッセイ、イラストなどを発表。
    代表作は『マイ・リトル・世田谷』『スーベニア』『家族って』など。

     

    DAY3:9/21(日)14:00~15:30

    「ニッポンの美術とマンガ、どういう関係?」
    登壇者:山口晃×宇多丸(ライムスター)

    ・定員:30名
    ・参加:無料
    ・申し込み方法
    本イベントは抽選制です。以下のフォームにてお申込みください。

    ※本イベントは応募終了いたしました

    <登壇者プロフィール>
    山口晃(Yamaguchi Akira)

    1969年、東京都生まれ。群馬県桐生市に育つ。画家。
    日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描かれる作風が特徴。
    主な個展に「望郷TOKIORE(I)MIX」(メゾンエルメス8階フォーラム)「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」(水戸芸術館現代美術ギャラリー)ほか成田国際空港、東京メトロ日本橋駅のパブリックアート、東京2020パラリンピック公式アートポスターを手がける。
    また、マンガ作品に『すゞしろ日記』『趣都』がある。

    宇多丸(Utamaru)
    ラッパー/ラジオパーソナリティ。
    1969年、東京生まれ。
    1989年にヒップホップ・グループ「RHYMESTER」を結成。
    2007年、TBSラジオで「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」を開始。
    現在はTBSラジオ「アフター6ジャンクション2」(月-木/20:00-22:00)でメインパーソナリティを担当。
    主な著書に『森田芳光全映画』『ドキュメンタリーで知るせかい』(共著)など

     

    開催概要

    • 会期: 2025.08.30-2025.09.23

      会期中無休、入場無料

    • 会場: NEUTRAL horikawa
    • 営業時間: 10:00-19:00  ※最終日のみ17時まで
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    EXPO酒場 洛北店
    本とアートと、まちの未来を語る夜

    2025.08.26(火) — 2025.08.26(火)

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    EXPO酒場 洛北店
    本とアートと、まちの未来を語る夜

    2025.08.26(火) — 2025.08.26(火)

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    「大阪・関西万博」を勝手に盛り上げて勝手に楽しみたい人たちが集う拠点「EXPO酒場」。
    コミュニティ・バンク京信は一般社団法人demoexpoとコラボレーションし、「EXPO酒場」をQUESTIONや支店のロビー等で開催します。

    <本とアートと、まちの未来を語る夜>

    大垣書店が手がける「堀川新文化ビルヂング」は、本を中心にアートやカルチャーが息づく、新たな街の交差点。そこに一夜限りの"EXPO酒場"が登場します。
    大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と重ね合わせ、まちの人々、表現者、企業、来場者が語り合い、混ざり合う場をひらきます。「ちょっと聞いて~な」とお酒を片手に語り合えば、思いがけない出会いや発見がきっと待っています。
    地域の未来をつくるヒントは、あなたの隣の誰かの声の中にあるかもしれません。

    日時|8月26日(火)18時-20時
    ※開場17:30
    会場|堀川新文化ビルヂング2階 NEUTRAL
    京都市上京区皀莢町287

    参加費|1,500円(税込)
    申込方法|
    以下URLからお申し込みください。
    ※申込締切8月25日(月)17:00まで

    お申込みフォーム ↓ ↓ ↓
    https://form.kyoto-shinkin.co.jp/n/form/dzlb/JTe3PV2DLFZH-PfFtRur9 

    【店長】
    大垣 守可(おおがき もりよし)
    株式会社 大垣書店 雑誌「KYOTOZINE」編集長
    京都市生まれ。苦境が続く書店業界で何とか新たな道が開けないかと模索中。今は「本が作れる本屋」を目指して新規事業に取り組む。

    【女将】
    大﨑 智子(おおさき ともこ)
    株式会社 大垣書店 堀川新文化ビルヂング NEUTRAL
    トレイル、山登り、マウンテンバイク、ラフティングなど、アウトドア好き。子どもが生まれてからは、もっぱらファミリーキャンプを楽しんでいます。

    【副店長】
    高嶋 秀晃(たかしま ひであき)
    コミュニティ・バンク京信 鞍馬口支店
    特性 : 楽しそうに笑うこと
    多くの人との出会い・交流を通じて、笑顔溢れるEXPO酒場を!皆さんのご参加をお待ちしております。

    EXPO酒場URL
    https://www.exposakaba.jp/

    開催概要

    • 会期: 8月26日(火)

    • 会場: NEUTRAL horikawa
    • 営業時間: 18時-20時 (開場:17:30)
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    『ファインダー越しの京都 1954~1985』Ⅰ、Ⅱ出版記念
    水野克比古写真展

    2025.08.16(土) — 2025.08.24(日)

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    『ファインダー越しの京都 1954~1985』Ⅰ、Ⅱ出版記念
    水野克比古写真展

    2025.08.16(土) — 2025.08.24(日)

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     株式会社大垣書店は、『ファインダー越しの京都 1954~1985』Ⅰ、Ⅱ 水野克比古写真集の出版を記念し、堀川新文化ビルヂング・ギャラリーNEUTRALにて写真展を開催いたします。

     このたびの出版は、既に213冊を出版されてきた水野氏がカメラマンとして世に出る前から撮り続けていた京都の街の写真から、ほぼ未発表のものを中心に編んだ、貴重な時代の記録写真集となっております。 
    多くの神社仏閣や出版社から撮影を依頼され、希望に応えてこられた水野氏ですが、それらの写真集には掲載しなかった夥しい枚数のカットが氏の傍らには大切に保管されていました。街場の風景や、人々の立ち働く姿、遊びに興じる子供たち、祭りとそこにある祈り、京都という街が経てきた時間の中にあった飾らぬ日常を収めたフィルムの数々。

     貴重な戦後昭和の記録とも言えるこれらの写真を、本展では約30点をパネル展示します。会期中には著者を招き、ミニトークセッションとサイン会も行います。

    ■関連イベント
    8月17日(日)16:00-17:00
    水野克比古氏によるミニトークとサイン会
    会場にて『ファインダー越しの京都 1954~1985』Ⅰ、Ⅱの出版を記念してミニトークとサイン会を開催いたします。
    予約不要・参加無料
    会場:NEUTRAL

    ■書籍情報
    『ファインダー越しの京都 1954~1985』Ⅰ、Ⅱ
    撮  影:水野克比古
    仕  様:A4変形(190×210㎜)並製
    ページ数:各120頁
    定  価:各 1,980円(税込)
    発  行:大垣書店
    2025年8月15日発売

     

    □水野克比古氏 プロフィールご紹介
    昭和16年(1941)、京都市上京区西陣、西陣織の「紋意匠図」を描き「紋紙」を製造する紋工所に生まれる。4歳で敗戦を京都で迎え、その後の大半も京都で過ごす。芸術を好む多趣味の父の影響で、中学生の時に本格的なカメラを手にすると、身近な人や事物を対象とした撮影に熱心に取り組むようになる。高校は写真部で活動。

    昭和35年(1960)同志社大学文学部入学。新聞学を専攻し、フォトジャーナリストを目指す。大学卒業後の昭和40年(1965)東京綜合写真専門学校研究科入学。卒業後、同校の助手として勤務。

    昭和44年(1969)初の個展を開く。京都に戻り、風景・庭園・建築などを主な題材に撮影をし、「京都写真」を確立する第一人者となる。京都の様々な神社仏閣、四季折々の自然、街を撮影。

    平成12年(2000)西陣の地に町家を修復した水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、一般公開(要予約)している。写真集などの著書は213冊を数える。

    開催概要

    • 会期: 2025年8月16日[土]-8月24日[日]

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00〜19:00
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    玄展 in 大垣書店
    玄 GEN

    2025.08.02(土) — 2025.08.11(月)

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    玄展 in 大垣書店
    玄 GEN

    2025.08.02(土) — 2025.08.11(月)

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    玄(GEN)による京都で初めての個展がNEUTRALにて開催。
    皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

    【イベント情報】
    8月2日(土)12:00~ 作家在廊予定。
    在廊中、ライブペイントの開催をいたします。

    【作家プロフィール】
    1997年生まれ。大阪府出身。
    「アートは世界を救う」を信念に活動する作家。
    貧しい地域の家の壁や、屋根、道路にペイントし、アートで溢れる街「アート街」として
    観光地化するプロジェクトを主導している他、海外の子どもたちへのアート授業、
    内装デザイン、ホテルルームのデザインも手がける。
    現在はフィリピンやネパールを主としながら、世界中でのアートプロジェクトも視野に活動。

    【活動歴】
    2017年 ART stream大丸心斎橋店 オーディエンス賞受賞
    2018年 夏 梅田HEP fiveにてアートイベントを主催  夏 クラウドファンディング100万円調達
        ネパールにてアート街プロジェクト実施
        フィリピンにてアート街プロジェクト実施  冬 初個展「玄展」を大阪で開催
    2021年 秋 阪急うめだ本店個展開催  秋 阪神うめだ本展個展開催
    2022年 atmos×ECOALF×玄(GEN.)展示会の実施・コラボ商品の展開  「ANY KOBE2022」に招待
    2023年 京都醍醐寺にて「第1回日本国際芸術祭」出展
        夏 個展「The Shining World」をフィリピンにて開催
        「玄展 ~色の魔法~」ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
    2024年 フィリピンとネパールにて4年半ぶりにアート街プロジェクト実施
        阪神梅田本店『玄展 有為有策』個展
        Laugh & Peace Art Gallery『GENTEN げんとアートと時々せいじ』個展/千原せいじ氏とコラボ
    2025年 BSフジ『ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~』出演
        東京大丸『ブレイク前夜TOKYO Re:FRAME 壱展』出展
        大阪・関西万博『第3回日本国際芸術祭』出展

    開催概要

    • 会期: 2025.08.02-2025.08.11

    • 会場: NEUTRAL(堀川新文化ビルヂング)
    • 営業時間: 10:00 - 19:00
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。
    • 作家在店予定日: 8月2日(土)

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    the secret life of mannequins 2025 kyoto edition
    masayuki hayashi photo exhibition

    2025.07.12(土) — 2025.07.27(日)

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    the secret life of mannequins 2025 kyoto edition
    masayuki hayashi photo exhibition

    2025.07.12(土) — 2025.07.27(日)

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    NEUTRALでは、林雅之による写真展『the secret life of mannequins 2025 kyoto edition masayuki hayashi photo exhibition』を7月12日(土)より開催します。

    マネキンは、1925年に京都で誕生しました。島津製作所で島津マネキンとして生産され、
    100年という時を刻みながら、時代とともに服飾産業や文化事業に大きく貢献してきました。過剰に消費される服飾産業の中で、流行のメイクを施され人間の様相に近づき、最新の服を着用し、華やかな服飾の世界を演出して、往来する人々の意識を消費に繋げるのが仕事です。
    やがて、業務を終えたマネキンは密かに倉庫に帰還して、もうひとつの時間を過ごします。そこは華やかに演出された世界とは異なり、影の時空を形成しています。マネキンは服飾ビジネスにおける人間社会の様々な感情をボディに刻み、何も語らず、静かに次の出番を待つのです。
    写真家・林雅之は、マネキンの倉庫を舞台に、廃棄処分されるまでの姿を約10年に亘りドキュメントしました。本展では、大型カラープリント約90点で構成し、マネキンが佇む倉庫を再現します。ぜひご覧ください。

    || 展覧会ステートメント ||

    マネキンは服飾産業に大きく機能し、VMD (ビジュアルマーチャンダイジング)に伴う
    アパレルのショップやウィンドーの空間演出の表現に大きく寄与しました。
    マネキンは、時代に合わせた体型に成形され、流行のメイクを施され、
    最新のモードを纏い、華やかな服飾の世界を演出しています。
    しかし、リアルマネキンと呼ばれ人間の様相に近づいた「ひと型」のプロダクトは、
    昨今、服飾業界のVMDにおいて時代とともに演出の機会が減少して、
    静かにその役目を終えようとしています。
    この写真展に登場するリアルマネキンたちは、演出後に密かに倉庫へ帰還し、
    ウィッグと両腕を外され、次の業務まで格納されます。

    庫内は外の社会からはしっかりと隔離されており、
    マネキンを扱う現場の人たちは、公の場でのマネキンの扱いに神経を使い、
    好奇な視線に晒されることに細心の注意を払っています。
    マネキンをひと型のプロダクトというモノとしてみるのではなく、
    マネキンを人として意識し、人格までも見ているのであろうと感じます。
    そして、物言わぬマネキンたちは、
    過剰に消費される服飾産業の中で、人間や社会のさまざまな感情を刻み込んで、
    静かに時の流れを見つめながら、加熱する消費社会に無言で
    何かを問いかけているように見えます。

    マネキンの倉庫内で、カメラを覗きながら歩き回っていると、
    どこからともなく視線を強く感じる時があります。
    いつしか、マネキンを観ている自分が、物言わぬマネキンたちに
    じっと観られている気配を感じ、
    人間としての所業を見透かされているような不思議な気がするのです。

    マネキンはAI技術による人体造形やPCで生成されるアイコンと異なり、
    人間の手によってリアルな等身大に造形されます。
    人間の様々な感情をボディに刻んだマネキンが放つ、
    冷静な感情や空気感を展示会場から体感できる構成となります。

    この写真展は2010年、2015年に東京で発表された作品ですが、
    今年は、マネキンが島津制作所で生産されから100周年に当たり、
    マネキンが京都発祥の特有の産業と文化、歴史であることから、
    2025 kyoto editionとして再構成し、大型カラープリント約90点を展示します。

    写真家・林雅之

    || プロフィール ||

    林雅之(はやしまさゆき)/Masayuki Hayashi

    東海大学教養学部在学中に写真を始め、フリーランスとしてプロダクトやスチルライフを中心に
    撮影を行うと同時に作品制作活動を行う。

     [主な写真展]
    1989「SCULPTURE 1X1 Polaroid Photography」Polaroid Gallery
    1992「陶」GALLERY KOYANAGI
    2000「Document 1983~2000」Sagacho Exhibit Space
    2009「景花」Onshitsu
    2010「Building Building」Spiral Garden
    2015「the secret life of the mannequins」Bunka Fashion College
    2022「TAKACHIHO 天地水神」Gallery 5610

    作家ホームページ:mho.jp

     

    || イベント ||

    ① トークショー
    7月12日 16:00 – 17:30
     林雅之 (写真家), 大野木啓人 (京都芸術大学常務理事 教授)、徳山弘基 (AXIS編集長) でトークショーを行います。(参加無料)
    ※トークショーは展覧会会場内スペースにて開催いたします。15時30分~イベント終了まで通常展示をご覧いただけませんのでご了承ください。

    ② レセプション
    7月12日 18:00~20:00

    ③ ギャラリーツアー
    7月19日
      (1回目 16:00~・2回目 18:00~)
    定員:毎回15名 (要予約)

      ギャラリーツアーにご参加の方は下記フォームまたは
      お電話075-431-5537(NEUTRAL事務局)にてお申込みください。

      https://forms.gle/ERJ2QedFfPMAjr9B8

     

    □ 主催/企画:NEUTRAL (株式会社大垣書店), 有限会社林雅之事務所
    □ 特別協力 :株式会社七彩, 銀一株式会社
    □ 協   力:株式会社布, 株式会社ぷらざ企画, 吉川佳宏
    □ アートディレクション・グラフィックデザイン:庄司竜郎 (STUDIO TATSURO SHOJI)
    □ マネキンメイクアップ:菱田光芳 (株式会社七彩)

    開催概要

    • 会期: 2025.07.12-2025.07.27

    • 会場: NEUTRAL horikawa
    • 営業時間: 10:00〜19:00 ※7/12・19のみ20時まで
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

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    三島由紀夫 生誕100年
    三島由紀夫『薔薇刑』展

    2025.06.21(土) — 2025.07.06(日)

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    三島由紀夫 生誕100年
    三島由紀夫『薔薇刑』展

    2025.06.21(土) — 2025.07.06(日)

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    NEUTRALでは、三島由紀夫生誕100年『薔薇刑』展 を開催いたします。

    『薔薇刑』は写真家細江英公(1933 ‒ 2024)が、稀代の文学者三島由紀夫(1925 ‒ 1970)という「偶像」の破壊を試みた写真集です。これまでデザイナーを変えながら 4 回ほど異なるヴァージョンが出版されてきました。その歴史を振り返れば次のようになります。

    【1】『薔薇刑―細江英公写真集』(1963)デザイン:杉浦康平
    【2】『薔薇刑 新輯版―細江英公写真作品』(1971)デザイン:横尾忠則
    【3】『薔薇刑・新版―細江英公写真集』(1984)デザイン:粟津潔
    【3の英語版】『Ba Ra Kei: Ordeal by Roses』(2002)デザイン:粟津潔
    【1の復刻版】『薔薇刑・復刻版―細江英公写真集』(2008)デザイン:杉浦康平
    【4】『二十一世紀版 薔薇刑』(2015)デザイン:浅葉克己

    『二十一世紀版』は三島の生誕90年を記念したもので 、細江が選んだ未発表の写真5点が収録されています 。
    本会場ではその中から10数点を展示するとともに『二十一世紀版』および三島作品の販売も行います。販売に踏み切った理由の一つに「紙媒体の復権」があります。
    『二十一世紀版』は老舗印刷会社サンエムカラーが独自に開発した印刷技術「グラセット・エフエム®を世界で初めて採用した、現代の写真印刷表現の上では世界最高峰 のものです。デ ジタル 技 術が普及し、読書や芸術鑑賞のあり方も大きく変化しましたが 、紙媒体であるからこそ 心 に響くものがあるはずです。
    『薔薇刑』展を通じて三島の生誕100年を祝うとともに、細江が試みた三島という「偶像」の破壊の意味を、そして紙媒体の有意性を、戦後80年を迎える日本の歴史の中に織り込みながらお楽しみください。

    共 催:株式会社サンエムカラー 京都日本文化資源研究所

    株式会社 サンエムカラー
    サンエムカラーは、美術印刷を手がけて40年。芸術の魅力を未来へつなぎ、感動を伝えていくため、常に挑戦しています。
    アーティストや写真家、デザイナーと共によりよい作品、新たな表現に取り組み研鑽した技術と豊富な経験で制作をサポートいたします。

    京都日本文化資源研究所
    京都日本文化資源研究所(京文研)は、国内外に未だ多く埋もれている日本関連の「文化資源」の発掘、調査、研究を行っています。その上で定説化された事柄を積極的に問い直し、文化の発展に貢献していきます。併せて「文化資源」を保護し、社会に研究成果を還元するとともに、後世に伝達することを目的としています。

     

    ——————-

    【トークイベント】
    井上章一(国際日本文化研究センター所長)
    「三島由紀夫とポップカルチャー」
    6/21 Sat. 18:30より(開場 18:00)
    ・リアル会場参加 30名 1,000円(税込)
    ・オンライン参加 100名  500円(税込)

    トーク参加予約はこちら
    ※リアル会場参加のお申し込みはTEL.075-431-5537(NEUTRAL事務局)またはNEUTRAL 店頭でも受付いたします。

    限定100冊販売!!
    特別愛蔵版写真集『二十一世紀版 薔薇刑』初版
    ¥66,000(税込)
    B4変形上製・102頁 専用函付き

    オンラインストアはこちら

     

     

    開催概要

    • 会期: 2025.06.21-2025.07.06

    • 会場: NEUTRAL
    • 営業時間: 10:00〜19:00
    • お問い合わせ:ホームページのフォームよりお問い合わせください。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • Gallery NEUTRAL
    終了

    KYOTOZINE
    POPUP : 編集部

    2025.04.30(水) — 2025.05.11(日)

    • art
    • design
    • event
    • lecture
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    終了

    KYOTOZINE
    POPUP : 編集部

    2025.04.30(水) — 2025.05.11(日)

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    • event
    • lecture

    京都のタウン誌『KYOTOZINE』の編集部が堀川新文化ビルヂングにやってきます。
    会場では創刊から3号までの編集資料や校正紙などの展示とともに、会場内で編集作業や会議、また堀川新文化ビルヂングのショーウインドウで展示している、副産物産店と安田産業さんとのトークも開催予定。
    またKYOTOZINEの誌面に関わってくださった方々の商品を購入できるストアなど盛りだくさんの内容でお届けします。
    本の編集や雑誌に興味のある方はぜひ遊びに来てくださいね。

     

    ■関連イベント

    5月9日(金)18:30〜
    副産物産店と安田産業のトーク(公開取材)

    副産物産店 矢津吉隆さん(kumagusuku)、山田毅さん(只本屋)
    安田産業株式会社 地球環境室 室長代理 安田義崇さん
    KYOTOZINE副編集長 島村

    当日の様子をKYOTOZINE 4号の誌面にて掲載予定

    会場:NEUTRAL
    参加:無料、どなたでもご参加いただけます

    <登壇者紹介>

    副産物産店
    アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。作品の制作過程で副次的に生まれてくる”副産物”は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたちです。それぞれの作家の感性を帯びた作品未満のそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、ものの価値や可能性について改めて考える機会をつくりたいと思っています。主な展覧会に「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」埼玉県立近代美術館・愛知県美術館(2024)、ATAMI ART GRANT2024(2024)、MIND TRAIL2023(2023)やんばるアートフェスティバル2019-2020(2019)など。京都を拠点に活動。
    HP:https://byproducts.thebase.in/
    Instagram:@fukusanbussanten

    安田産業グループ
    安田産業株式会社は廃棄物の収集運搬からリサイクルなど関西圏を中心に展開する総合リサイクル企業です。私たちは環境が悪化することなくいつまでも持続していける社会をつくり出すことを目指しています。廃棄物を再び資源として還元していく「循環型社会」や、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を抑える「低炭素社会」、自然とともに歩んでいく「自然共生社会」の構築に向けた様々な取り組みを行っています。
    環境保全活動や社会貢献活動などお客様の求めるものに目を向け、安定的・効率的なサービス提案をし地域の皆様に愛され求められる企業を目指しています。
    HP:http://www.yasuda-group.co.jp/

    KYOTOZINE
    大垣書店が発行する『KYOTOZINE』は、京都の街の情報を定期的に発信していく雑誌が不在である状況を鑑み、京都を愛する人のための情報を集めた京都のタウン誌です。
    また雑誌をベースに様々なコラボレーションを発信していくことで、京都の活性化を目指しています。
    年4回発行の季刊誌。(1月・4月・7月・10月発行)
    Instagram @kyotozine
    X @KyotozineEditor

     

    開催概要

    • 会期: 2025.04.30-2025.05.11

      観覧無料

    • 会場: NEUTRAL horikawa
    • 営業時間: 10:00-19:00 ※4月30日のみ正午スタート
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • Gallery NEUTRAL
    終了

    高瀬川モニタリング部のつくりかた
    高瀬川モニタリング部

    2025.05.17(土) — 2025.06.15(日)

    • art
    • event
    • exhibition
    • lecture
    • workshop
    Gallery NEUTRAL
    終了

    高瀬川モニタリング部のつくりかた
    高瀬川モニタリング部

    2025.05.17(土) — 2025.06.15(日)

    • art
    • event
    • exhibition
    • lecture
    • workshop

    NEUTRALでは、高瀬川モニタリング部による展覧会を開催します。

    〔本展について〕
    この度、高瀬川モニタリング部は3年間の活動と、そこから見えてきた高瀬川の生態系と独自の観察方法をNEUTRALで展示します。
    京都の街を北から南に走る人口河川の高瀬川。約400年の歴史を持ち、今も流れ続けています。そんな高瀬川に集まる「いきもの」たちにフォーカスをあて観察を行うのが「高瀬川モニタリング部」です。2022年より活動を開始し、多様な視点で高瀬川でのフィールドワークを行なってきました。今展では様々な人たちの目を借りて観察してきた高瀬川について、共に考えてもらう部室のような空間でお待ちしています。高瀬川への新しい視座が芽生えることに期待しています。

    オープニングパーティ
    5月17日[土]15:00-17:00
    申し込み不要
    ※詳細はSNSで告知します

    クロージングイベント
    6月15日[日]18:00-19:00
    「谷口かんなライブパフォーマンス」
    ゲスト:武田真彦
    申し込み不要
    ※詳細はSNSで告知します

    ───────────────────

    展示内容(一部)
    「いきもの点郡データベース」
    高瀬川で発見した「いきもの」たちのあらゆる情報が点のように広がっているくつろぎスペース。川の中のような空間は会期中どんどん更新されていく。

    「一石プロジェクト」
    高瀬川に一石を投じる実験的プロジェクト。高瀬川に関わることで生じる人と自然の「撹乱」について考察真っ最中の記録。

    「高瀬川モニタリング部のモニタリング論」
    これまでの活動の歴史と独自の観察方法について紹介。「高瀬川モニタリング通信」や「報告冊子」のアーカイブも展示。

    「トビケラ体験所」
    環世界学者の釜屋憲彦さん監修のもと、水生昆虫「トビケラ」の生態を映画監督で俳優の緑茶麻由さんの脚本を元に体験できるブース。

    「ゲストトークイベント」
    期間中にゲストをお呼びしたトークイベントを随時開催。
    日程・ゲストなど詳細は後日SNSで発表予定。

    「丗界・高瀬川探訪!」
    部員の山城丗界さんによる高瀬川に関わる方々へのインタビュー映像。人の取り組みや高瀬川の歴史を深掘り。

    本展は1ヶ月の会期中、展示内容が追加・更新されていきます。上記に加え、様々なワークショップやイベントを期間中に随時開催予定です。
    新しい展示やイベントの情報、イベントへの申し込みは、SNS(instagram)で随時告知しますので、ぜひチェックしてください。

    ───────────────────────────────────────────────────────────────────────

    高瀬川モニタリング部とは

    1614年に開削された高瀬川。かつて高瀬船が通った運河は、水路として今も京都の街を流れています。
    この川に生きる「いきもの」たちの世界を観察し、高瀬川の昔と今、そしてこれからについて考える部活動です。
    2022年春よりアーティスト前田耕平によって始動しました。

    ───────────────────────────────────────────────────────────────────────

    高瀬川モニタリング部
    インスタグラム
    @takasegawa_monitoring

    メール
    takasegawamonitoring@gmail.com

    会期中のワークショップやイベント情報はSNSで随時更新するので要チェック!

     

    開催概要

    • 会期: 2025.05.17-2025.06.15

      観覧無料

    • 会場: NEUTRAL horikawa
    • 営業時間: 10:00-19:00
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • 館内各所
    終了

    副産物を訪ねてアートを考える
    副産物産店Supported by 安田産業グループ

    2025.04.12(土) — 2025.05.11(日)

    • art
    • craft
    • design
    • event
    • exhibition
    館内各所
    終了

    副産物を訪ねてアートを考える
    副産物産店Supported by 安田産業グループ

    2025.04.12(土) — 2025.05.11(日)

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    • event
    • exhibition

    KYOTOZINE エキシビジョン Vol.01

    京都を見つめ続けているタウン誌『KYOTOZINE』の誌面上で、幸せな出会いがありました。

    アーティストの制作現場から不要となったものたちを"副産物"と呼び、そこから付加価値を生み出してアートにする副産物産店が、廃棄物の収集運搬からリサイクルなど関西圏を中心に展開する総合リサイクル企業である安田産業グループを尋ねることで、廃棄物から未来を考えさせる誌面が生まれました。

    今回再び副産物産店は、安田産業グループの現場を訪ねました。
    目的は、製造過程で生まれた“副産物”——本来は廃棄されるはずの素材たちを、もう一度手に取ること。

    そこから始まるのは、素材との対話です。
    副産物産店がこれまでに京都各地で集めてきた、さまざまな副産物たち。
    それらと安田産業から受け取った副産物が出会い、重なり、ズレ、響き合うことで、ひとつの空間が立ち上がっていきます。

    本展は、副産物産店 Supported by 安田産業として、京都の書店に設けられたウィンドウ空間で展開されます。ガラス越しに立ち上がるインスタレーションは、通りすがる誰かの視線にもひらかれ、雑誌のページから現実の風景へと物語が滲み出していくような場をつくり出します。

    今回誌面を飛び出して、堀川新文化ビルヂングを舞台に、読むことから始まり、訪ね、拾い、組み合わせ、展示する。
    『KYOTOZINE』と副産物産店が交差するこの試みは、アートを通して副産物の価値を問い直すと同時に、地域と素材、人と物語を編みなおす実験でもあります。

    主催:KYOTOZINE
    協力:安田産業グループ

    副産物産店
    アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。作品の制作過程で副次的に生まれてくる”副産物”は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたちです。それぞれの作家の感性を帯びた作品未満のそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、ものの価値や可能性について改めて考える機会をつくりたいと思っています。主な展覧会に「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」埼玉県立近代美術館・愛知県美術館(2024)、ATAMI ART GRANT2024(2024)、MIND TRAIL2023(2023)やんばるアートフェスティバル2019-2020(2019)など。京都を拠点に活動。
    HP:https://byproducts.thebase.in/
    Instagram:@fukusanbussanten

    安田産業グループ
    安田産業株式会社は廃棄物の収集運搬からリサイクルなど関西圏を中心に展開する総合リサイクル企業です。私たちは環境が悪化することなくいつまでも持続していける社会をつくり出すことを目指しています。廃棄物を再び資源として還元していく「循環型社会」や、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を抑える「低炭素社会」、自然とともに歩んでいく「自然共生社会」の構築に向けた様々な取り組みを行っています。
    環境保全活動や社会貢献活動などお客様の求めるものに目を向け、安定的・効率的なサービス提案をし地域の皆様に愛され求められる企業を目指しています。
    HP:http://www.yasuda-group.co.jp/

    KYOTOZINE
    大垣書店が発行する『KYOTOZINE』は、京都の街の情報を定期的に発信していく雑誌が不在である状況を鑑み、京都を愛する人のための情報を集めた京都のタウン誌です。また雑誌をベースに様々なコラボレーションを発信していくことで、京都の活性化を目指しています。年4回発行の季刊誌。(1月・4月・7月・10月発行)
    Instagram @kyotozine 
    X @KyotozineEditor

     

    開催概要

    • 会期: 2025.04.12-2025.05.11

    • 会場: ショーウィンドウ・階段
    • 営業時間: 10:00〜19:00
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

  • Gallery NEUTRAL
    終了

    鷹巣 由佳展
    mille-pelerille 京都

    2025.04.12(土) — 2025.05.11(日)

    • art
    • design
    • event
    • exhibition
    • workshop
    Gallery NEUTRAL
    終了

    鷹巣 由佳展
    mille-pelerille 京都

    2025.04.12(土) — 2025.05.11(日)

    • art
    • design
    • event
    • exhibition
    • workshop

    国際写真祭KYOTOGRAPHIE KG plus 2025 Pick up exhibition。

    milleはフランス語の「千」、feuille は「葉」。mille-feuille(ミルフィーユ=千枚の葉)というデザートでよく知られたこの言葉に、 「巡礼」を意味するpelerinage(ペルリナージュ)をはさみ、「mille-pelerille 」という造語を作りました。一見、変わった本に見えますが、AB規格の紙に印刷し、印刷エラーなどの“予期せぬ予期”を束ねています。 伝統と現代技術を紙から探る、新作の手製本「邂逅:kaiko-ウラジオストク-」、世界のさまざまな紙と、機械漉きと約2年行っていた「手漉き和紙」プロジェクトが影響し合う作品を展示します。
    東京、京都とつづき、その土地ごとでの限定のリミテッドエディションのアートブックも制作予定。

    <アートブック紹介>
    「邂逅 : kaiko : encounter : Встреча」Yuka Takasu
    2020年1月3日、ロシア・ウラジオストクへ。パンデミックも戦争も始まる前で、世界が「普通」だった最後の旅だった。ロシア海軍の軍港都市でありながら、ヨーロッパとアジアの文化が交差する街並みは異国情緒と親しみやすさを兼ね備え、日本車が多く走り、看板にはロシア語・ハングル・漢字が混在していた。

    1月の平均気温は-12℃。ユリウス暦のクリスマスを前に、街は祝祭ムードに包まれていた。凍った海の上を歩く人々。英語が通じなくても、人々は驚くほど温かく、SNSを交換し、つながりが生まれた。しかし、コロナの流行が始まり、状況が落ち着く前に戦争が起こり、彼らと連絡が取れなくなった。個人の努力だけでは変えられない現実があるかもしれないが、それでもどこかで誰かが異なる文化や国籍を超えて他者を思いやる心を持ち続けている。今、私たちはどう「人」として向き合うのか。固定観念を超え、一人ひとりの人生や物語に目を向ける。

    協力 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社

    鷹巣由佳 Yaka Takasu
    グラフィックデザイナー。2021年に創設されたKYOTOGRAPHIE×Ruinart「Ruinart Japan Award」初代受賞。2021年秋フランスに滞在し、ルイナールのアート・レジデンシー・プログラムに参加。2023年 キヤノン GRAPHGATE 佳作 入賞、第55回富士フイルムフォトコンテストフォトブック部門審査員特別賞など受賞。デザイン事務所 211design-meme-主宰。撮ったあとの楽しみかた「写真にまつわるエトセトラ」講師。フィンランド・スウェーデン・デンマーク・エストニア・フランス・オランダ・ドイツ・チェコ・台湾などをまわり、旅と日常の境界線や言葉にできない何かを様々な視点で表現を試み、紙を中心に布やアクリルなど様々な素材を用い、AI等の身近な先端技術と、偶然や確率考現学的観点から「予期せぬ予期」を探る作品制作をしている。 写真集として『kiitos』(2014)、『NEW ANGLE PHOTOGRAPHY』(2015年)『◯(maru/circular)』(2016)『KIASMA』(2017)『Omonpacal』(2018)『mille-pèlerille,YELLOW PAGES、RED PAGES,BLUE PAGES』(2019)『GREEN PAGES』(2020)『WHITE PAGES』(2021)などがあり、世界各国のアートブックフェアで販売・展開している。 I Never Read, Art Book Fair Basel,Printed Matter, NY ART BOOK FAIR,TOKYO ART BOOK FAIR, Taipei Art book fair 草率季,UNLIMITED EDITION– Seoul Art Book Fair,New Japanese Horizon:The WAH Center’s 23rd Anniversary Year[Brooklyn].

    http://takasuyuka.211design.com/portfolio/
    https://www.instagram.com/takasu.yuka

     

    【展示関連イベント 1】4/20(日)

    「写真評論家タカザワケンジさんと、
    世界に1冊だけの鷹巣由佳の写真集をつくる」

     鷹巣由佳の写真をもとに、あなただけの写真集をつくってみませんか? 写真集制作を活動のベースに置いてきた鷹巣由佳が、自身の写真を素材に、写真集のつくり方を教えるワークショップです。
     1人だけでつくる写真集は、読者が写真をどのように受け取るかという視点が欠けがちです。 このワークショップでは、写真作家・鷹巣由佳の写真を使って小さな写真集をつくります。 写真からストーリーを想像し、順番を決め、写真集を完成させるまでを指導します。 手作り写真集の作り方を学んだうえ、最後にあなただけの鷹巣由佳写真集を持ち帰ることができます。
    また、鷹巣の東京初個展「mille-pelerille <ミルペリイユ>」を開催した東京東銀座のIG Photo Galleryディレクター、写真評論家のタカザワケンジとの対話により、写真展と写真集を行き来する方法をレクチャーします。
    日時:4/20(日)13:00-18:00
    場所:NEUTRAL
    定員:20名
    参加費:10,000円(税込)
    ※参加当日会場にて現金でお支払いください。

     <タイムテーブル>

    13:00~13:50
    「鷹巣由佳×タカザワケンジ トークショー」
    「ミルペリイユ」展はどのようにつくられたか?
    写真集から写真展へ
    14:00~17:00
    「世界に1冊だけの鷹巣由佳写真集をつくってみる」
    講師:鷹巣由佳
    17:10~18:00
    「参加者の写真集を鑑賞しよう」
    講師:鷹巣由佳、タカザワケンジ
    ※ご自身の写真を使用したい場合は、下記ご持参ください。
    ■A7サイズの場合(1Pに1枚の場合:マックス32枚)
    ■ハガキサイズ:(1Pに1枚の場合:マックス16枚)
    ※縦でも横でも大丈夫です。統一したほうがすっきりした仕上がりになります。

    <参加方法>

    下記フォームにて事前にお申込みください。
    または電話(TEL:075-431-5537)でもお申込みを受付しています。
    ※全て先着順にてお申込みを締め切らせていただきます。

    展示関連イベント 2】5/11(日)

    「A3用紙1枚からつくるダミーブック」

    A3の1枚の紙から様々な好きなかたちの写真集を作ることができる
    レクチャー&ワークショップです。
      ・写真集を作ってみたいけど、コストは抑えたい
      ・自分で好きな紙に印刷した本にしたい
      など、初心者の方から印刷にこだわりたい方まで、汎用性のある本作りになります。
    日時:5/11(日)午前の部10:30-13:30/午後の部15:00-18:00
    場所:NEUTRAL
    定員:各回8名
    参加費:8000円(税込)
    ※参加当日会場にて現金でお支払いください。

    <制作の流れ>

    ・プレゼンテーション(1時間)
    1)最初に基本の2型を作る。
    2)用意したA3用紙を、折ったり切ったりしながら、本のカタチを考える。
    3)製品のzineを作る。(好きな本を選べます)
    ・つくりかた(実践)(1時間30分)
    4)自分の本のダミーブックを作る。
    写真をプリントでご持参ください。
    ・鑑賞(30分)
    5)参加者の皆さんが作った作品をみんなで見る。
    6)作品の写真と集合写真撮影

    <参加方法>

    下記フォームにて事前にお申込みください。
    または電話(TEL:075-431-5537)でもお申込みを受付しています。
    ※全て先着順にてお申込みを締め切らせていただきます。

     

    ■THE GENERAL KYOTOでの展覧会開催のお知らせ
    本展は、THE GENERAL KYOTO 四条新町にて展覧会を同時開催しています。
    併せてぜひご覧ください。

    THE GENERAL KYOTO
    604-8214 京都府京都市中京区百足屋町392
    Open: 4.12 Sat–5.11 Sun 11:00-17:00 Open Everyday
    11:00 – 17:00
    入場無料

    KG+紹介ページ
    https://kgplus.kyotographie.jp/exhibitions/2025/yuka-takasu/

    開催概要

    • 会期: 2025.04.12-2025.05.11

    • 会場: NEUTRAL horikawa
    • 営業時間: 10:00-19:00
    • お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

    ※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、TOPページをご確認のうえご来店ください。

FLOORGUIDEフロアガイド

  • 2F
    ギャラリー&イベントスペースNEUTRAL
  • 1F
    • 大垣書店OGAKI BOOKSTORE
    • カフェ&バーSlow Page
    • 印刷工房昌幸堂
1F

BOOKS & GOODS

大垣書店

お客様との対話を通じ、地域生活や文化に
更なる豊かさをもたらすことができる
書店づくりを進めていきます。

営業時間:10:00〜22:00
TEL:075-431-5551

http://www.books-ogaki.co.jp
  • 公式フェイスブックページ
  • 公式ツイッター

CAFE & BAR

Slow PageSlow Page

モーニングからランチ、ティータイム、
夜はお酒を飲みながら…。1日を通して
ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

営業時間:8:30〜23:00
TEL:075-431-5551

  • 公式インスタグラム

印刷工房

昌幸堂

「アート・クラフトブックを作りたい」
「本を作って販売したい」という方の
窓口として、印刷・製本などの情報を発信します。

営業時間:10:00〜18:00 月・日祝定休
TEL:080-4248-3432

https://shokodokyoto.com//
  • 公式フェイスブックページ
  • 公式インスタグラム
2F

GALLERY & EVENT SPACE

NEUTRAL

「アートや文化を創出・発信するギャラリー」
「地域と世界をつなぐイベントスペース」
として新たな文化を堀川より発信します。

営業時間:10:00〜19:00(企画毎に設定)
TEL:075-431-5537

    GALLERY & EVENT SPACE

    Gallery PARC

    表現と社会の接点を目指し、グランマーブルにより
    2010年に創設されたギャラリー。
    現在は展覧会活動を一時停止し、
    外部での企画展やディレクション、
    コーディネーションなどに取り組む。

    営業時間:13:00〜19:00 不定休
    TEL:075-334-5085

    https://www.galleryparc.com
    • 公式フェイスブックページ
    • 公式インスタグラム
    • 公式ツイッター